怪我のネタが続いてしまい悪い印象を与えてしまうかもしれませんが、スキーもスノーボードもスロープスタイルやハーフパイプの選手達には怪我のリスクはつきもので。それでも怪我を乗り越え復帰していく姿には物凄く強い力と勇気をもらうことができます。
今回怪我をしてしまい残念ながら目的の大会に出場できなくなってしまったかんちゃん(太田寛九郎)のストーリーを書いていきたいと思います。
ちょうど3週間前、我が家に滞在していたフリースキーヤーの太田寛九郎くんが怪我をしました。我が家から移動した後でしたが、我が家のメンバーと仲間達でかんちゃんの手助けをしてきました。
ワールドカップが終わり、やっと大きなキッカーが一般開放された朝でした。
最後の一番大きなジャンプで、スピードがつき過ぎてしまい、ダブルで飛びすぎて着地を超えて平らなところまで飛んでしまい、着地で膝に大きな衝撃がかかってしまいました。
最初は本人も信じられないというか信じたくないようで、膝に確実に違和感があるのに認められない様子でした。
でも明らかに様子はおかしく、膝も腫れてきて、パトロールを呼んで病院へ運んでもらいました。
携帯で動画撮ってー、とふざけてましたが。
何でもないことを祈りながら、見送りました。
かんちゃんに付き添う、るかとライ。
あれから3週間。
保険の関係で、MRIを撮るまでに時間がかかりましたが、前十字靭帯が切れてる可能性が高かったので、切れていた場合どこで手術するかじっくり話し合っておきました。
私も行ったアメリカでのドナーのパーツを使った手術か、日本に帰って手術をするか。
日本の親御さんと相談しながら、かんちゃんはアメリカでの手術を希望しました。
そして先週木曜にMRI撮影、翌日金曜に前十字靭帯と半月板損傷が確実となり、4日後の今日手術となりました。
アメリカは、本当にスピーディーです。
もし日本に帰って隔離期間を経て、MRIの予約をして手術になるとしたら、たぶんまだまだ数ヶ月先になっていたのではないかと思います。
この方法を選んでよかったと思えるように、かんちゃんの手術とリハビリをサポートしていきます。
天然で笑えて、スキー履くと別人みたくなる、かんちゃんのインスタグラムです。復帰に向かう姿、楽しみです!