緊張の決勝。
1本目は本当に声がかけられないくらい緊張感のあったりくと。
他に日本人はいないアウェイなこの場で、緊張感を和らげてくれたのは、一緒に我が家で生活しているふたりでした。
ハーフパイプの公式トレーニングを終えて、リクトの決勝に駆けつけてくれたこやたと洋くん。
このふたりがいてくれて、よかったです。
決勝1本目で誰もやっていない1620(4回転半)を見事に決めたリクト。
しかし手前で少しのミスがあり、思ったほど得点は伸びず。
決勝2本目。
スタートには緊張しつつも早口で喋りっぱなしのリクトがいました。
こやたはキッカーが全貌できる位置で撮影。
ようはスタートと同時にコースから撮影。
私はスタートして行くリクトを見送りました。
文句無しの、素晴らしいランでした。
スタート位置のスコアボードに届いたリクトの得点。
なんと最高得点の97点でした。
なかなか点の伸びなかった今日。
何度も聞き返し、見返して、そしてみんなが戻ってくるリフト下に夢中で走っていました。
戻ってきた3人。
りくとは大きく手を上げてましたが、まだ得点は知らず。
「りくと、97点だよ!」
と興奮で声が裏返りながら叫ぶ私の言葉を聞いて、一斉に盛り上がるみんな!
この瞬間がたまりませんでした。
りくとの満面の笑み!
やんちゃくんですが、人一倍緊張して、支えてくれている家族や友達のことばかりいつも話しているリクト。
きっと背負っている想いも人一倍なのかな。
いつも必ず
ありがとうございました!って感謝の言葉をくれるリクト。実はめちゃくちゃ考えているリクト。
これからもまだまだ伸びて行くだろうと確信しています。
本当に、おめでとう。
そして実は明日も、もう一戦!!!
この勢いで、2連覇目指して頑張ろう。