海祝はマンモスと本日のラークスと最後の2戦で巻き返してオリンピック出場枠を手にしたことになります。
平野歩夢というお兄ちゃんが身近にいる海祝。
いつも一緒に楽しそうに滑っていて、そこに対するプレッシャーやストレスなんて何も感じていないように見えます。
遠征中もふたりはいつも一緒にいて、歩夢の後に海祝がドロップインして、海祝を待ってふたりでリフトに乗る姿。
他の選手が滑る姿をモニターで一緒に見て、話し合ってる姿など一緒のところしかほとんど見ていません。
「本当、仲良いねー」とつい言ってしまったくらい。
以前ふたりのお母さんと話していた時、歩夢が海祝を好きすぎていつも部屋に入り浸ってるって話していました。笑
出走前のふたり。
ここに兄弟ふたりで立つって本当に凄いことです。
先にスタートする歩夢と、その後スタートの海祝。
自分のペースで、真剣な表情でスタートする歩夢。
世界の頂点に立つ滑り。
それを目の前で見ながら、応援する仲間達に笑顔で応えながらスタートに立つ海祝。
この笑顔!
スタート前の緊張感はもちろんあるだろうけれど、海祝にはいつも楽しそうなオーラが溢れています。
兄と弟、それぞれの個性が光る瞬間でもありました。
決勝2本目で後から滑った海祝が転倒し、得点が出るのを待つ瞬間。
海祝の後ろで見つめてた歩夢。
特に言葉は交わさなかったけど、この場で戦う選手同士でもあり仲のいい兄弟でもあるふたりの間の空気に特別なものを感じます。
海祝、表彰台は流したけどこの笑顔!
いつも笑顔で、人懐っこくて明るくて、みんなに愛されてる存在。
オリンピック、本当に楽しみです。