日本出国とアメリカ入国の手続き、PCR検査について書きます。



海外渡航用の英文証明書付きPCR検査は高くて、病院だと大体ひとり3〜4万円。安いところ探しても2万円台という感じでした。

これがアメリカ出国の際も同じくひとり2〜300ドルかかるとなると、5人家族で航空券代以外に往復3〜40万円プラスの負担になるんです!

私たちは親の家から出発したくて県内の病院を調べた結果、PCR36,000円、抗原検査18,000(ひとり)が一番安く見つけたものでした。

全国の検査できるクリニック検索できます。たまに載っててもやってない病院もありますが。下にリンク貼ってます。↓


アメリカ入国はPCRでなく抗原検査でも可能になったことを外務省やアメリカ大使館のホームページで確認していたけれど、病院側はほとんど把握していなくて「海外渡航用検査」というとPCR検査だと思ってるところがほとんどでした。※PCRの方が高額です。

こちらから、「抗原検査で大丈夫です」と伝えても、病院側は責任取れませんということになるので、入国する国の情報をしっかり確認しておくのが良いと思います。情報も変更されていくので、ギリギリでも確認した方がよいです。


外務省と行き先の大使館情報を得るのが確実。下にリンク貼ってます↓


最終滞在地の県内で検査してから羽田空港へ向かう予定を考えていましたが、土日は病院が休みで時間が合わないこともあり、出発の道中で検査できる場所を探しました。
空港だとひとり45,000円とか。高い…
都内なら安いところを見つけられたものの、多くの手荷物抱えて電車乗り継ぐのも大変だな〜と考えていた矢先。

アメリカの旅行会社の方から情報をいただき、羽田空港で格安でその場で受けられる検査を発見しました。

なんとPCR 2,000円!抗原検査ならひとり1,900円!しかもその場ですぐ検査結果が出る!英文証明書も出る!(←これが落とし穴でもあったが)

果たしてこれでイケるかどうか?がポイントです。
教えてくれた旅行会社の方も確実かわからないが最近これで渡航されたお客さんがいたとのこと。


いち早くPCR検査場を開設してくれたことが記憶に新しい、木下グループ。下にリンクあり↓


渡航のため調べている方の中にこのサイトへたどり着く方も多く、ここの検査では入国できないという情報も入ってきました。
デルタならOKとか、ユナイテッド、JALは大丈夫とか。ANAは無理とか。情報錯乱。

私たちはANAだったので、前もってANAに問い合わせればNGだったかもしれません。

でも家族一緒だったし、もしダメなら出直せばよいと考え、出発前かなり早めに空港へ行って検査を行いました。
本当に1,900円だし、ここで待ってたら15分位で結果が出ました。(私たちより後の番号の方が先に呼ばれてドキッとしたので、夫にあなただけ陽性だったよって真剣な顔で伝えておきました。笑)


結果と共に手渡された英文の陰性証明書。

… いや、英文ていうか、一応英語でも書いてあるけど、名刺サイズの思い切り日本語ベースの、判子もプリントの!!!

本人情報は、名前と日付だけ。
黒い部分は私がとりあえず手書きで付け足したパスポート番号と日付が。

これ、完全アウトじゃない?苦笑


行くしかない、と出国ロビーへ。

ANAのスタッフを見つけて、これで大丈夫ですかね?と見せると、困ったように
「最近ここで受けてくる方いらっしゃるのですが…。こちらだとアメリカ政府の求める情報が載っておらず、条件が満たされていないのです。」と。

そうですよね。

あとはチェックインの際、上の者の判断になります。とにごされ保留。

もしもの場合、都内で検査受けに行けるように空港へ12時間前に到着しておいたのですが、希望を持って動かず待ちました。

チェックインの際、改めて規定を満たしていない説明を受け、入国できなかった場合ANAでは責任を取れませんが本日はお乗りいただけます、と。

ありがとうございます。

「次回は無理だと思って下さい」
と念を押されながら家族揃って出国。

ガラガラの出発ロビー。


到着したロサンゼルス空港では、入国審査以外、完全にスルー。

普段あったはずのパスポートチェックのカウンターも取り払われ、今までより断然早く入国できました。

私の手書きパスポート番号の入った陰性証明書も出番なく、カバンの中にしまいっぱなしでした。




PCR結果の提出を求められたというパターンもあるそうなので、いざアメリカで求められた場合この陰性証明書が有効かどうかはわかりません。
ダメだったとして、ワクチンパスポートやその場での検査等で入国できるのかどうかもわかりません。

でも、日本出国の際に「この証明書が無効で日本に返された方はいますか?」と聞いたら今のところいないとのことでした。


渡航後の予定がある方や、家族を待たせている方などはリスクあるかもしれません。
私は自分一人の渡航なら、少し高くてもちゃんとした英文証明書を出してくれるクリニックで確実に大丈夫な方法にすると思います。

今回は家族の誰かが無症状でも陽性なら渡航は延期になるし、渡米後の予定も詰まっていなかったのでチャレンジしました。

チャレンジャーな方は1,900円で渡航もアリかもしれません。

参考になりましたでしょうか。