阪神淡路大震災が26年前の今日だったと、ニュースを聞いて気づきました。

私は日本で初めてスノーボードで籠った北海道の旭川で、一緒に暮らしていたみんなとテレビのニュースで震災を知り、その中に神戸出身の子がいて家族に連絡を取ろうとしても繋がらず慌てていたことを鮮明に覚えています。
その時のコタツまで鮮明に覚えています。

あの頃の私は人に配慮できるほどの器ではなく、その仲間にどんな言葉をかけてどんなことをしてあげられたのか、今思い返しても恥ずかしくなるくらい何も出来なくて。

その後も明るく笑わせてくれていた加藤さん。どうしてるかな。
そしてあれから26年間という日々の中で、いろんなことが変わってゆきました。


当時、スキーの仕事をしていた私は、「最高の片想い」というトレンディードラマでスキー部役の有森成美さんの吹き替えで北海道のドラマロケに参加していました。
本木雅弘さんや杉本哲太さん、若かりし長瀬智也さんもいました。

1995年か〜!!!



せっかく北海道まで仕事で来れたのだからと、スノーボード仲間が部屋を借りてハーフパイプの練習をするという旭川まで電車で移動して、1ヶ月程滞在させてもらいながら初めてハーフパイプの練習をしたんです。
プロスノーボーダーへの第一歩でした。


こたつで見ていたテレビに映る、信じられない光景。
高速道路が落ちて、テレビを見ている友達の顔が青ざめて、、

今はそんなに前のことだったのかと思うほど、記憶から遠のいていました。
あの頃の自分を思うと恥ずかしくてたまらなくなるほど無力で無知で自分のことだけで精一杯だったから、今はもっと人のためにも考えて行動できる自分でいなくては、と思います。


いろんな災害や困難を乗り越えて、歴史は続いてるんだなとふと思いました。

今は先が見えないコロナ、経済への不安でいっぱいだけれど、人間の力も凄いものです。
同じ時間を過ごすでも少しでもゆとりある心でどっしり構えていけたらいいなと思います。