日本パスポート。




日本移住への道のりで想定外に時間がかかった理由が、入国する日本と出国するアメリカでの申請です。


二重国籍を持つ夫と息子ですが、アメリカパスポートでは現在日本入国できない(アメリカで飛行機に乗せてもらえない)とのことで、日本のパスポートを取らなくてはなりませんでした。


アメリカ市民でない私(グリーンカード、永住権)は、アメリカを半年以上離れると永住権を剥奪されてしまう可能性があるので、アメリカに戻るための再入国の許可を取得しなくてはなりませんでした。


コロナの影響で全てにおいて、時間がいつも以上にかかるどころか、いつになるかわからなくて翻弄されました。


まず戸籍がないと日本パスポートが取れないので、そこが大変です。
コロナの影響で日本からの郵便物も何ヶ月かかるかわからない状態。

私は、ちょうど日本から戻ってくる友達にお願いして持ってきてもらいました。
ありがとうしのちゃん!(ハモサビーチでヨガの先生してるイケてるバイリンガル女性です)


うちの姉からしのちゃんのお姉さんへ戸籍を郵送してもらい、それをしのちゃんに飛行機で持ってきてもらいました。
姉よ、しのちゃんのお姉さまも、ありがとうございました!

おかげで最速で撮れた夫と息子のパスポート。



ロサンゼルスの日本領事館では現在予約制でしか申請を受け付けておらず、その予約も2週間先までしか取っていなくて全て埋まっています。
なので予約をするには翌朝の予約が始まる9時半に待ち構え、画面が予約開始になった瞬間に2週間先の受付開始になる時間枠を抑えるしかないのです。

「人気のライブチケット取るみたいに大変なんですよね今。」

と、領事館のお姉さんが言ってました。笑

申請の予約はパソコンの前で9時から待ち構え、イメトレしながらも取れたのは最後のひと枠!


日本語話せて読み書き出来るんだから自分たちで出来るでしょうと思っていたけど、書類の書き方や難しい用語に苦戦で私がやるハメに。


本人たちは呑気なもんです。




コロナで午前中のみの予約制とはいえ、もっと空いているのかと思ったら領事館は予約した人たちだけでも結構賑わっていました。


同じように、二重国籍でもアメリカのパスポートしか持っていなかった人たちが慌てて取得したり、ビザの問題で日本に戻らざるを得ない人たちや自主的に日本へ引き上げる人も多いようです。

出国や入国を考えている方は、早めに動かないと翻弄されますのでお気を付けください。


もっと大変だった私のアメリカ再入国許可の申請はまた今度書きます。