LAの家がやっと売れましたー!

コロナパンデミックの中、ロサンゼルスの一軒家を売るのは想像以上に苦労しました。



アメリカにもコロナの影響が出始めた3月半ば、即座に売りに出した家。
(住んでいない時期は民泊で貸していました)

コロナによる不動産の不況を想定したのはもちろんですが、元々今年売却しようと思っていたのでその時期を早めたのでした。


物件を出した矢先、ロックダウン。
誰も家から出られないという事態…
興味があっても家を見に来れない!
不動産からも内覧やオープンハウス禁止の通達がありましたが、家の売買は生活に必要なカテゴリーとして何とかルールの範囲内で売りに出すことが出来ました。

しかしこの頃、売買契約が進んでいたほとんどの物件がパンデミックの影響でキャンセルになっていたんです。

実は我が家も買い手が決まってから2度も3度もキャンセルが続きました。

職を無くしてしまった人、給料が下がってしまった人、ゆえに住宅ローンがおりなくなってしまう人。。。

そもそも、売りに出しといて何ですがこんな時に家を買おうとする人がいるのか!って事に驚きました。


アメリカの不動産のキャンセル率は半分以上だったそうです。

それでも、本格的に不況の影響が不動産に出てくるのは時間差があり、大きな影響を受けるのは数ヶ月後だろうと言われています。リーマンショックの時もそうだったように。
だから売るなら今だ!と思いました。


売りやすくするための策として、床をフローリングにしたり壁を塗り直したりしました。

↓グレードアップさせた我が家。


アメリカでは、エスクローという売買契約期間が1ヶ月ほどあります。その間にローン会社が審査したり、家や敷地に大きな問題がないか業者がチェックしたりします。
LAだとシロアリ駆除の作業も行われます。(ちなみにマンモスだと標高高くてシロアリ存在できないらしく、この作業はなかったです)


エスクロー期間に入って喜んだのにキャンセルになり、を繰り返しました。
なかなか売れない気がして弱気になり値段を下げてみたり、下げ過ぎたと後悔したらキャンセルになってホッとしたり。
そんなこんなで4ヶ月も経ちました(LAの物件で4ヶ月って結構絶望的!)


今回の買い手はアメリカの軍人さん。国に雇われている軍人や警察消防役人、医療関係者はこの状況下でも職業的に大丈夫だろうと言われています。

今回はいけるだろう。
そう思いました。

最終段階まで進み、いよいよ来週引き渡し!という時点で最後にLAへお別れと片付けに行きました。


↓離れるとなると寂しい〜!と清々しい気分で。

安心して友達と最後の飲み会♡


ところが…  ラストミニッツでまさかのどんでん返しが起きたのです。

軍人だけど、国からの給料が下がることになり、ローンが下りなくなったと!!!


まさかの事態ですが、もう今は何が起きてもさほど驚かなくなってきました。

長くなったので後編へ続きます。


決まったと思って浮かれてたLA旅。