アメリカに住んで10年を迎えようとしています。

10年も住んでいたら英語ペラペラだと思ってましたが、そんなもんでもなかったです。


LA に住んでいた7年間で私の英語力はむしろ後退したんじゃないかと思うほど、上達しませんでした(苦笑)

その理由を挙げるとキリがないけれど、環境のせいにするのは情けないので言いません。w


電車で常に英会話を聞き、英語が好きで上手くなりたくて頑張っていたのは、日本に住んでいた頃でした。

10年以上前に使っていた基本的な英会話の本たち。
これが、今の私の教科書です。



この2年半、日本人のいない町に住みスノーボードを通じて沢山のアメリカの人たちと友達になりました。

ビジネスでは民泊を始めて常にゲストたちと会話をする毎日。
これは適当な解釈や伝え方では通らないので、正確に伝えることと理解することに必死でした。

ハプニングは突然起こるので、とにかく起きた問題を解決するために言いまわしが間違っていようが伝えるべきことが伝わればいいと、どうにかこうにかやってきました。


常に英語もっと勉強したいなと思いながら日常に追われ、なんとかなってる現状から次のステップへ行けず。

今ふと時間があることに気づき、久しぶりに英会話の本を手にしました。アメリカへ移住する前の10年以上前のものばかり。



わからない言葉は常に調べるけれど、簡単な言葉は多少使い方が間違っていても理解してもらえる反面、わざわざ直されない。聞き返されない。

だから自分が間違ってることに気づかず使い続けてる言葉もあるんです。

だから基本の英会話の本が今でも一番役に立っているのです。



私の英語の先生。



敢えて私の変な英語を直してくれるのは息子です。

「ママそれなんかおかしいよ。」

「そういう言い方は、しないかな。」

教えたがりの9歳児。
今のうちに沢山教わっておこう。