本日最終日、ビッグエアーの大会です。
本当にこの状況でやるの?
っていう感じの天気。
「明日はキャンセルでしょー」って誰もが思っていた予想を反して、大会が行われました。
ビッグエアー用のキッカーの周りは落ち着いてはいたものの、時折吹く強風の合間を見ながら飛んでいました。
昨日に続き、予選抜きの決勝2本勝負!
日本人選手は、女子は奥山かなみちゃん、芳佳里奈ちゃん。決勝1本目から1位2位という強さ。
男子は、川上あおと、渡部りくと。
相沢りょう、山田ゆうと。
気温が低く風の吹き荒れる厳しいスタート位置でみんなワイワイ大騒ぎしてました(笑)
積り続ける雪にボードが走らなくて選手たちは苦戦。
そんな中、決勝1本目でゆうと5位あおと6位の位置に。
そして迎えた2本目。
雪も風も止み、まともなコンディションになってきた頃。
日本人で一番出走のあおとが、スタートラインの上からめっちゃ直下って、いい勢いで高さのあるフロントダブル1440をメイク!
上からは着地が見えないので着地地点にいるトレーナーさんから無線で「立った!」とか速報が入ります。w
1本目で最高得点だった87点を大きく上回り、なんと96点!
6位から一気に優勝候補!!!
こりゃーあおと優勝か?
と思っていたところに、1本目であおとよりスコアが上だったゆうとの出走。
「やるしかない…」
そう呟いたのが聞こえました。
そしてゆうと。
「おおー!!!!」
またも歓声。
キャブトリプル1440でめっちゃ飛んで消えてゆきました…
無線から「立った!」と連絡が入り、スタートラインで日本人たちはハイファイブ!
結果は、あおとを上回って97.5ポイントという高得点。
堂々の1位2位となりました。
ふたりとも、本当に凄かった!!!
3位はジェイクキャンター。
いいメンツの中で、このふたりは堂々の技で表彰台に上りました。
女子もなんと、またもワンツー日本人が制覇。
優勝は芳佳里奈ちゃん、2位は奥山かなみちゃん。
女子は中止になるかなと思うコンディションの中、よく攻めの滑りをしました。おめでとう!
今回、このワールドカップを目指すレベルのレボリューションツアーを見て、日本人若手の活躍に心を動かされるものがありました。
現場で見るからこそ伝わってくる選手たちの思いや葛藤。
結果の成績だけでない部分が心に響くのだと思いました。
改めて記事を書きますので、そちらも是非ご覧下さいませ。
いや〜、朝からゾクゾクしたなー。笑