昨日、突然停電した。
風が強かったからまたどこかで木が倒れて電線が切れたのかなと思っていた。

以前もそんなことがあって、数時間停電していたから、とりあえず学校を終えた息子を迎えに外へ出た。

近所の奥さんが、「これは計画的で風が強いから24時間は停電することになりそうよ」と。

え?24時間?!?



息子はスクールバスに乗っていたけど、腕時計の携帯で連絡してきて、中学の前で拾うことにした。

その時もう我が家では携帯が繋がらなくなっていたけど、町に出たら繋がった。


学校も突然停電になったけど、普通に最後まで授業してスクールバスに乗ったという。

私はお昼も食べれなかったし今夜食べるものもないのでとりあえず息子とスーパーに行ってみることに。今ならまだ食べれる物があるだろうと。

スーパーは真っ暗だったけど車も停まっていたし食べ物持って出て来る人たちもいた。

入ってみるとジェネレーターでなのか最低限の明かりとレジがついていた!

最後のひとつだった、暖かいミートローフをすかさず掴み取り、人が群がってるフライドポテトやチキンのコーナーに行ったら友達のお父さんが働いてて、私たちを見てすぐにチキンを詰めて渡してくれた。


パンとハムとチーズなども買って、とりあえず飢え死にはしないだろうと家に帰る。

携帯が繋がるところで市のサイトで状況をチェックしたら、なんと…  え?明後日まで停電するようなことが記載されていた。




風が強いから火事になったら広がってしまうので、停電させているらしい。

凄い事するもんだなー。

確かに。冬は風が強いことも多いが雪に覆われてるからこんなコントロールは経験したことがなかった。

夏は山火事もあるから慎重に対応してるんだろうな。


冷蔵庫で危ないものを冷凍庫へ避難させ、明るいうちにロウソクやランタン、ヘッドライトを用意。
我が家は普段からランタンやヘッドライトを使ってるので割と簡単な用意だった。


不覚だったのは私の車はガソリンがあまりなくて、すぐに隣町に行けるようにガソリンを入れたかったが、ガソリンスタンドも動いてなくて。

夜になり携帯の充電がヤバくなって来たら、このカラビナについてるバッテリーチャージャーが役に立った!

しかも夫がガリソンをタンクで用意してくれてた。



すぐにまた町中で携帯も繋がらなくなり、仕事から早く戻った夫と3人でロウソクを囲んでミートローフとハムとチーズとパンを食べた。

お風呂はウォーターヒーターのタンクにお湯が溜まった状態だったので、バスタブにお湯をためて家族全員入れた。

Wi-Fiもドライヤーもつかないけど、水が出るってありがたいと感じた。

日本が台風で千葉など大変な状況をネットで息子と毎日見ていたから、その大変さが本当に身にしみた。



朝の6時。目を覚まして携帯を見たらWi-Fiのマークがある!明日まで停電の予定だったけど早まったのか、今だけなのかわからないけど、とりあえず日本の家族に無事を連絡し、こうしてブログを書いています。

人間、電気がないとこんなに困るんだよね…

しかしこれが計画的に停電させているとは。
町中、レストランも病院も学校も!!!

しかもかなりの広範囲で、車で40分の隣町へ行っても停電だったみたい。

初めての経験です。