時効なので白状します。
１週間ちょっと前に、後ろから凄い勢いで滑ってきた人が私のボードにぶつかって、私は吹っ飛んで雪に後頭部を打ちました。
イテテテ。
２５年も激しくスノーボードして来たので転ぶ衝撃は慣れてるけど、久しぶりにこんな転び方したし自分のせいじゃないし痛さより怒りのが込み上げてきちゃいました。
ぶつかった人の仲間が駆け寄ってきて、「ゴメン！大丈夫？」って。
アメリカ人はすぐに謝らないのに、さすがにアイツが悪いとわかってるんだな！と、まだ私は怒り気味で、「アイツ今後ろからぶつかってきたよね！」状況確認と、「名前なんていうの？」
事情聴取！
相手が私の心配してくれてるのにしっかり身元確認する私。苦笑
記憶もあるし、まあ明日ムチウチになるくらいだろうと、頭は少し痛かったけど立ち上がって「私、息子の大会見に行くところなの。行かないと間に合わないから。」って、その場を後にしました。
そして、息子の大会見て、午後は私の出場！
アドレナリン出てたこともあり、そもそも風邪気味だったこともあり、頭痛いのは気にならず大会に集中して気持ちよく滑ってました。
翌日とその翌日は天気も荒れてきたし滑らずゆっくりして、「あれー、ムチウチ来ないんだけど。もしかして２日後？笑」とかギャグにしてて。
風邪も治ったみたいだし薬飲むのもやめて、パウダーを満喫し始めました。
ノートラックは、最高に気持ちいい！
だけど、ボコボコになってくると…
あ、頭に響く！？！
あれ、風邪の余韻の頭痛か？
頭打った余韻なのか？
しかし運良くノートラックのパウダーばかり滑れたもんだから、ほとんど振動を感じないで滑れちゃってました。
しかしバーンが荒れてくると、気になる。
（ノートラックしか滑れない体になってしまったのかしら… ）
なんて呑気なこと言いながら。
滑ったあと、病院へ行きました。
即、ＣＴスキャンを撮ることに。
撮り終えてドクターから、「心配した出血は、ないですよ。」
ホッ。
脳震盪の後に引きずる頭痛は場合により内部で出血してることもあるし、もう一度すぐに頭打ってしまうと危険なんだということも知っていたのだけれど。
今回私はゴーンて頭を打ったけど、意識も記憶もはっきりしてたし目眩もなかったから大丈夫だろうと考えていました。でも、私がその後も頭があんまり痛くなかったのって、アメリカの風邪薬に入ってる強い痛み止めのせいだったんです！風邪薬飲むのやめてから頭痛いことに気づき始めたってことでした。
… 怖っ！
やっぱり頭は気をつけないとです。
ドクターにゆっくりしてなさいと言われた期日は１週間。（そのうち数日はパウダーをウホウホ言いながら滑っちゃったけど ）
ちょうどアメリカの連休、MLK WEEK の混雑に合わせてローカルたちのリフトパスは使えなくなる期間があります。
スノーボードウエアーのまま病院へ行った私に、ナースが一言。「あなたのパス、ブラックアウトになるでしょ。休めってことよ。」とウインク。
アドレナリンと薬の効果で本当の自分の体のサインが見えなくなってた私。
何事もなくてよかったけど、皆さんも気をつけましょう〜。
ちなみに、２５年間スノーボードしてきてこんな風にぶつけられたのは初めてです。車ぶつけられた回数のが多いくらいなので、スノーボードが危険！だとは思わないでくださいね。
もう頭打った後はジャンプしません。
お母さんごめんなさいー！