「明日そっち行くわ」
と、フラッと現れたカズ。
彼はいつもこの時期は特に、予定を決めてるようで決めていなくて、雪が良くてしっかり足慣らしできる場所を探して自由に飛んで行くのだと思う。
「日本にいたら人目が気になる?」
「いや、気にしない。」
アメリカにいてもリフトに乗って気づかれるし、近所のスノーボーダーが嬉しそうに話しかけて来たりする。
そんな中カズは自分のペースを崩さない。
今回はパウダーを滑り、気持ちいい圧雪バーンをハイスピードで流し、パークを流したり地形を滑ったりしていました。
その全てが、彼の楽しいスノーボードなんだと思います。
國母和宏というスノーボーダーを改めて、雲の上のようにも身近にも感じる不思議な時間でした。
世界で活躍するスノーボーダーが、どうやって出来上がったのか。
カズと話してる他愛もない会話から、またいくつもの面白いことを発見したような気がします。
スノーボードが好きな気持ちは、どんなレベルでも想いは共通しているんだなと。
これから私はスノーボードとどんな風に向き合って行きたいか改めて考えた数日でもありました。
またフラッと来てね。