アメリカで家を買うお話を少し。
沢山勉強してだいぶわかって来たので、書いてみます。
アメリカで家を買うのは3軒目です。
アメリカでは、まずこの家が欲しい!と思ったらすぐに動かないと逃してしまいます。
オファーを入れて他に欲しがってる人たちと戦うことになります。
いい物件は必ず他にもライバルがいます。
(いないところは何か問題があるとか魅力のない物件だと思ってほぼ間違いない)
残高証明やローンの審査などをすぐさまクリアして、私は買えるぞーっということをアピールします。
戦いは続きます。
自分に有利な条件をチラつかせるために、信頼してもらう証拠を揃えると同時に、少し上乗せ、または値切ります。
ここが駆け引き。
最初に提示してる金額は、多めに提示してる場合もあるけれど、人を惹きつけて戦わせて競わせるために少し低めに提示してる場合も多いです。こういう所は大体自信のある物件なので、むしろいい物件な事が多い。かなりライバルが出てきます。そして上乗せ前提で設定してるので提示金額より跳ね上がります。(結局その価値があるからそこまで上がる、という筋書き。客寄せの低め設定アリアリです。)
そんな人気物件は減額でオファーしても相手にされない。最初から少し上乗せして、どうだ!とイメージ付けるのも手です。
まだ戦いは続きます。
カウンターオファーといって、「あなたのライバルはもっと積んでいます。さああなたはいくら足しますか?」
といやらしい質問が来ます(笑)
もちろん数字は教えてはくれないし、もしかしたらライバルは大して積んでないかもしれない。
でも欲しいならほんの少しの差で逃したくはない!
かと言って必要以上に足したくない!!!
…読むしかありません。
最後は勘と運です。
「ファイナルアンサー」
を出したらあとは何もすることはない。
大概もうその夜や翌日に
「あなたが選ばれました!」
か
「残念でした」
が、わかります。
ドキドキです。
最初は欲しい所何度か逃したりもしました。
でも結果的には、あそこは逃しておいて正解だった!という事になったり、むしろもっといい物件を見つけたり。
それもまた運ですね。
数年後の価値の変動は、地域によって全然違ってきます。
だから本当の結果は売る瞬間までわかりません。
アメリカの不動産、凄いです。
日本じゃ考えられないです。
「駆け」だったり「読み」だったり結局最後は「勘」だったり。
いっぱい勉強してだいぶわかってきたけど、結局はお金も不動産の価値も、絶対!はないから。神のみぞ知る、ですね。
今日は大きな買い物。
銀行の個別席へ。
この年季の入った Hurley のガマ口お財布。
Hurleyにスポンサーしてもらっていたのは10年以上前。海外用にずっと使ってきて今や普段のお財布に。
こんな偉そうなところにこの感じ。笑
しかもTシャツにデニムにビーサン、キャップ。
しまいにスッピン…
私は富豪ではありません(笑)メチャ庶民です。
だからこれでいいんです。
この感じが。笑
自分がバイヤーに選ばれたらそこから「エスクロー」という売買契約期間が始まります。
またそのお話は今度。
※ただいまエスクロー中