アルゼンチンで1ヶ月のスノーボード生活を終えてから旅に出た。

行き先は何も決めておらず、地球の歩き方的なブックも持っていなかった。

英語もあまり通じない。

ひとり。

なんて無謀なんだ。

(せっかく南米まで来たんだから旅しないともったいない。)

昔の自分を褒めてやりたいと思っていたけど、たまに叱ってやりたくなる。(笑)

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深夜バスに乗り、ウルグアイの国境は船で渡った。
地図を見ていたら船で渡れるようだったので、船乗り場へ行って船が来たから乗ってみた、というノリで。

今私がウルグアイに来ていることをこの世の中の誰も知らない!

そう思ったら怖くてゾクゾクした。
しかしそう気付いたのはすでにウルグアイの夜だった。笑

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なんで来ちゃったんだろうとビビりながら、夜間はホテルの部屋に引きこもっていたけど、どうしてもお腹が空いたので近くのマーケットに食べ物とビールを買いに行ったのは覚えてる。
そこでビールを買ってくるあたり、本当に危機感なさそうで叱ってやりたくなる。苦笑

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慎重に行動していたものの、ブエノスアイレスでは駅のタクシー乗り場で拾ったタクシーでぼったくられ、荷物を盗まれた。

ホテルにかけこみ事情を話すと
「今度から駅のタクシー乗り場で乗っちゃダメだよ。コロンビア人のぼったくりの奴らばかりだからね。」
と言われた。

えー。タクシー乗り場なら安全だと思ったのに…

最終的に移動時間ギリギリまでひとりで警察に行ったけど、警察署自体がとても落ち着かない雰囲気で対応してくれる様子もなかったので諦めて帰った。


今思うと当時2001年、アルゼンチンは経済破綻を迎え、周囲の国は貧困で治安の悪いところも沢山あった。
そういう情勢をきちんと把握していたかというと、全く把握していなかった。

こんな娘を持ち、今このブログを読んで(そんなところへ行っていたのか!?)とびっくりさせてしまう母に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

いや、「ウルグアイいってきたわー」っておみやげ持って帰ったんだったかな。笑

心配かけてごめんなさい!

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