本当に驚かされます。
日本にはありえない出来事や感覚。

本日の授業でとりあげられた、裁判問題。

有名なストーリーで言うと、マクドナルドのコーヒー裁判は知っている方も多いかな。

お婆ちゃんがマックでCoffeeを買って、膝の上でフタを開けたらCoffeeがこぼれて大やけどしてマクドナルドを訴えて何億ものお金をもらったという。

大きな噂になって真実と変わって伝えられているところもあるようで、単にコーヒーこぼして大金ゲット、という問題ではなかったようです。

実際マクドナルドの提供したCoffeeの温度はとても高く、お婆ちゃんは跡の消えないひどい大やけどを負ってしまい、その治療には多額の費用がかかり娘は仕事を辞めて介護する必要があったそうです。

お婆ちゃんは、かかった治療費1万千ドルと、Coffeeの温度を下げて欲しいということを訴えたところ、マクドナルドの対応は横柄で金額はたった800ドルだけ。
過去に同様のクレームが700件あったことやお婆ちゃんの火傷跡の酷さから、判決ではマクドナルド側の責任が重く認められ、最終的には当時のマクドナルドのコーヒー売り上げ3日分と賠償で多額の和解金が支払われたということです。


訴訟大国アメリカの象徴となるようなストーリーは世界的に噂になり「コーヒーこぼして数億儲けた」みたいに形を変えてしまいましたが、実際はお婆ちゃんはそんな悪者ではなく、同じように苦しむ人を失くしたくて温度を下げたり注意をしてもらうよう訴えていたんです。


そこで非を認めない大企業の対応がこの結果を生んだという印象もありますが…


まあそれでも、まずここで訴えるという感覚が日本人にはないだろうな、とも思える事件ですよね。

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ユニークで可愛いおじいちゃん先生、スティーブ。


そんなマクドナルドコーヒー裁判と同様、いやある意味それ以上の、笑っちゃうようなビックリする裁判がいくつもあるんです。


つづく