手術後の私は、自分でも驚くほど力がみなぎっていました。
手術の後の体のだるさもあったし
手術結果がわかるまでの心の不安もあったけれど
だからと言ってダラダラと過ごすことはしませんでした。
手術を乗り越えたことよりむしろ、そんな逆境の中でも何かを生み出すということが私には大切なことでした。
だって…手術は不安だけど受け身です。
やってくれるのは医師たちだから、任せてるだけです。
体力は無くなるかもしれないけど気力は自分次第!
ベッドの上でも考えたり構想を練ることは出来る。
前後の不安な気持ちに負けないで自分で何かをやれたなら、自信とやる気につながって病気に対しても前向きになれると思うんです。
手術当日は手術の疲れと全身麻酔でかなり眠っていました。
翌日は病院に置いてきた車を取りに行って、そして学校のお迎えなどもして日常生活に戻りました。
2日後には息子の友達の誕生日パーティーに同行しました。外の空気はやっぱり気持ち良かった!
極力おとなしくしていたけど
嬉しそうにはしゃぐトラの姿を見るのが嬉しくて
空が青いことや景色すべてがとても綺麗に見えました。そしてちょっとだけ切なかった。
この世界を失くしたくないな~と思っていました。
そう、この日の朝は Brookeとカフェで
3日後に始まるキャンプの打ち合わせもしていました。