アメリカ現地のプリスクール(幼稚園みたいなもの)に通い始めて4ヶ月が経った。
Daddyはアメリカ育ちのバイリンガルだが、家の中では日本語を徹底してきた。
まずは日本語を話せるようにしなくては、途中から日本語を勉強させるのは大変だからだ。
ここに住んでいれば、見るもの聞くもの英語。
学校行けば友達もみんな英語。
私が日本語で話しかけ続けたとしても、
あっという間に日本語を忘れてしまう。
幸いトラには日本人の祖父母や親戚もいるし、
実家のお店のウェイトレスさんは皆日本人。
日本語を話す機会はとても多い。
むしろ、公園で遊んでいても英語がわからず周りの子とコミュニケーションが取れないことの方が心配になってきていた。
そんなトラノスケ、突然英語環境に放り込まれた。
最初は泣きまくっていたけど、なんやかんや慣れていった。
通い始めた頃、すでに日本語と英語の違いは理解していた。
「ねえ、○○って、どういういみ?」
と、よく聞いてきた。
1ヶ月もすると家の中で、呪文のように英語らしきものをブツブツと言い始めた。
よく聞くと、英語でも日本語でもない。
発音は、やたら R や SH などを織り交ぜている。
たぶん英語っぽく話してるつもりなんだろう。
2ヶ月、3ヶ月と、それがしっかりした言葉に変わっていく。
そして、4ヶ月経った今。
人を見て日本語と英語を使い分けるようになった。
「ねえ、触ってみて!」
「Touch it!」
私への決めゼリフ。
Mammy , You So Cute !
I love you Mammy.
I love you so much !!
それでもまだ、日本語の方がずっと話せるし理解もできている。
「おかあさ~ん」
「こぴっとしろし!」 ←(甲州弁。アメリカの祖父母は山梨県出身。)
メッチャ日本やん。
いつのタイミングでこれが逆転するのだろうか。
こんな風に、英語の学校に通って毎日会話して、4か月でやっと少しずつ話せるようになるんだもん。
日本で日本語に囲まれながら、子供に英語を話せるようにさせるって、すごく大変なことだよな~と思う。
子供にとって、学校に行っている時間と友達の会話は、そのうち親との会話よりも大きな部分を占めていくんだろうな。
バランスよく、日本語も話し続けられるようにするには、これから私が努力していかなければならないと、心して思う。