怪我をして1ヶ月ちょっと。
なんとか松葉杖なしでゆっくり歩けるようになった私。
でも、荷物を持って3才になったばかりのやんちゃな息子の手を引いて空港を歩くのは、やはり大変でした。
ANAの地上スタッフの優しい助言に甘え、車椅子で運んでもらうことにした。
本当は、私が松葉杖で歩いて、息子を乗せたベビーカーを係りの人に押してもらえたら、と思ったんだけど。
子どもを乗せたベビーカーを押すことは、規則上できないらしい。
膝の上に乗せた子供ごと、私が乗る車椅子を押すことはOKらしい。
「歩こうと思えば、歩けるのに。」
申し訳ないような、遠慮する気持ちもいっぱい。(ここ、日本人です。)
歩くことはできるけど、暴走する息子を追い掛け回すことはできないし。
やっぱりここは甘えて大正解でした。
トラも車イスが新鮮だったようで、おとなし~く座っててくれました。
こんな状況でアメリカへ帰ることの心苦しさ。
日本では実家に甘えられたけれど、アメリカの自分の家で、果たして自分で家事ができるのだろうか?
そんな不安を抱えながら、アメリカへ出発。
この夜は、2番目の姉が見送ってくれた。
なんとなく。親じゃなくて良かった。
いろんな想いが詰まりすぎてて、親だったら泣いてしまいそうだった。
姉ちゃんだったから、笑顔で 「じゃあね~!」 と言えた。
41歳にして、家族に面倒をかけた末っ子ユキエの日本滞在が終了~。
次に帰るときはメッチャ恩返しする。