日本とは、病院もリハビリ施設の方法もかなり違います。
まず耳にしたのは
アメリカのリハビリは最前線!日本よりずっと進んでいる。
ここに食いつきながら、いろいろ調べまくってきた私は、こう思いました。
アメリカの病院リハビリは、基本かなり放置。自分次第。
日本はすごく親切で丁寧。そして頻繁に通わせてくれる。
通う頻度は日本と比べてすごく少ないし、最初は戸惑い、心細く、これでいいのかと心配になったけれど、
アメリカで手術すると決めた以上、この環境でどうにか最善を尽くすしかないと思ってやってきました。
アメリカは保険次第で病院もドクターも通うリハビリ施設も、そのレベルが全く変わってきます。
選べないんです!
メッチャお金のある野球選手などはわざわざアメリカに行って名医に手術してもらいますが、
一般人はそういうわけにはいかない。
保険を使わなければ日本の手術代金の大体10~30倍かかります!ホントに。
行けるリハビリ施設は事前にチェック。
「ここだったらいいかな」
と思えてアメリカの手術に踏み切ったはずが、なんと手術後は行ける施設が変わっていたという・・・アメリカのシステム、本当に意味がわからない(苦笑)
でも、私の運命のリハビリ施設はいいところで、安心して通っています。
最初の担当医は、若いトニーという先生。
アメリカはすごいスピードでガンガンリハビリやらせるはずなんだけど、その中でもかなり慎重派。
(どうせアメリカならもうちょっとプッシュしてくれていいんだけど・・・)
と思っていたところ、トニーが休暇中に代理で受けたフェルナンドというおじさんが最高で。
ちなみに動きやしゃべり方がメッチャ女性っぽくて w (わかりやすいっ)
今はその先生に見てもらっています。
脳が指令を出していて、手術や怪我のあとは痛くて怖くて筋肉を動かすことを忘れてしまっているんだそうで。
精神的なところもすごく重要に考えてトレーニングしてくれるフェルナンドに会ってから、
一気に私の膝は回復してきたように思えます。
筋肉の偏りから動きが偏っている。
全身鏡を置いてトレーニングする自分の姿を確認させられます。
普段の歩き方の姿勢から気をつけるようになりました。
ホント、脳と筋肉ってつながっている!!!
今日はジャンプの練習もしました~
真剣にやっている私を見て、
「HAPPY !!」
と笑うフェルナンド。
「笑って楽しくやりなさい。
いい?ここは山の頂上。
景色が広がって、新鮮な空気があっって。
ボードを履いて、さあ、滑り出す!
そう思いながらやるんだよ。」
ホントにそう思う。
いいこと教えてくれる先生です。
ありがとう。