現在リハビリ中。


今年の春、日本で木にぶつかって怪我をしました。








前十字靭帯が切れ、内側側副靭帯が重度の損傷。


仕事のため日本へ帰国した1ヵ月、寝たきりから松葉杖での生活でした。




この時のことを振り返ると今も涙が出そうになる程、いろんな想いが詰まった1ヶ月。




今更両親に面倒かけてしまったこと、自分は3才になる息子を抱えてる母だということがどんなことなのか。




自分の甘さを責めたり、どうしてこうなってしまったのか、沢山考えました。




悔しくてたまらなかった。私の大好きなスノーボードで怪我をしてしまった。




みんなに見せる立場の自分なのに。。。




でも、スノーボードをやめようなんて思わなかった。


今滑れないことが悔しい、また滑れるようになれるのか不安で、どうにか早くまたスノーボードができるようにって思っていた。




自分への苛立ちと悔しさと、スノーボード復帰への焦り。そして自分で子供の世話をできないもどかしさ。




何度も泣いた。




日本で過ごした1ヶ月、私は親に甘えていたんだと思う。





こんなに両親と毎日ずっと過ごした時間は、どれくらいぶりだったんだろう。


41歳の私に与えられた、貴重な時間だった。




私は大人になって、親孝行できていると勝手に思っていた。


親に恩返ししていると思い、自己満足していた。




それなのに、親に面倒かけてしまう。その悔しさと戦っていた。




でもそんな風に考えてたこと自体、まだまだ私は甘えていたんだな~。






あの1ヶ月を過ごし、家族に見送られまたアメリカへ戻り、


やっとそのことがわかった。




怪我をしてからの1ヶ月。




すっごく辛かったつもりでいたけれど、素直に子供に返って親にいろんな気持ちをぶつけられた時間だった。泣いたり怒ったり当たったり。




それをすべてわかって受け止めていてくれたことが、よくわかった。




いつまでたっても親は親。




あの時期を過ごせたことで、私はこんなにも前向きに怪我と向き合い、まっすぐ進んでこれたのかもしれない。