Netflixドラマ「悪魔のダイナー」#4「妄想」感想(あらすじ&ネタバレ&ツッコミ) | 鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

カープと漫画とビールをこよなく愛する主婦が、愛する鯉太郎・神楽・銀八の様子等、徒然なるままに綴ります。

テーマ:




ベトナム版「笑ゥせぇるすまん」と称されているNetflixドラマ「悪魔のダイナー」。
第4話の感想です!!




これまでの感想はこちらですニャ!!











第4話【妄想:グーズベリーの砂糖漬け】




幼い頃、ママとバイクに2人乗りしていた主人公のタン。バイクには、金魚が入った水袋もたくさん吊るされていて、めちゃめちゃバランスを取るのが難しそう。あんなに荷物を吊るして、なおかつ2人乗りって、ベトナムではアリなのか。
タンはスグリの瓶詰めを開けてつまみ食いしようとして手が滑り、そのせいでママはハンドル操作を誤った。バイクは転倒して、ママは死亡。これは辛い。



タンはその後、ママを死なせた罪の意識から自暴自棄になり、シンナー中毒で家はゴミ屋敷。
近所のお婆ちゃんは心配して口うるさいけど親切。でもタンの心には響かない。



建築作業員として働いているけど、遅刻常習犯のタン。親方からこっぴどく怒られる。現実逃避で、仕事中にも関わらずシンナーを吸う。これはさすがにアウト。酩酊状態になってレンガを落としてしまい、仕事をクビになった。



タンは、夜道に迷った若い女性に道を教えるが、変質者扱いされる。まぁタンの様子は明らかに不審者で、普通に怖いわな。
逆上したタンは、女性のカバンを引ったくって逃走。追われて深夜のダイナーに逃げ込む。
ダイナーの主人はタンをかくまってくれた。



今日は誕生日なのに、ひどい人生だと語るタン。母親が死んでいなかったらシンナーはやらなかった、母親が生きていれば、違う人生を歩んでいたと言う。



主人はタンに、スグリの砂糖漬けを見せる。思い出の砂糖漬けを出されて、驚くタン。砂糖漬けを食べると記憶がよみがえり、過去に戻れると言う主人。
砂糖漬けを舐めると、ママの笑顔が蘇った。そして、先ほど女性からカバンを引ったくった場面が見え、意識が戻る。驚くタン。



主人は、契約の証として、スグリの砂糖漬け料理を出す。
過去に戻るためには、スグリ1つにつき、10年の寿命をもらうと言う主人。タンは30歳なので、3つ食べたら死ぬ計算になる。
タンはスグリを食べて、過去に戻る決意をする。いただきます!!



幼い頃まで戻ったタン。ママのバイクに乗っていた。
もうスグリの瓶は開けない。これで事故は防げるはず・・・と思いきや、今度は道路に穴が空いていてバイクは転倒。ママは死亡して、タンは前と同じく自暴自棄の人生だった。



ダイナーに戻ったタン。結局ママは死んだじゃないか!!と、主人に対して怒りを見せるが、やっぱり責めるのは自分自身。切ない。
過去を変えるより、自分自身を変えろとアドバイスする主人に、店内の緑の照明が余計なことを言うなとばかりにザワザワする。ダイナーは店に来る人間の不幸を待っているのだ。
もう一度スグリを食べるタン。



再び過去に戻ったが、やっぱりママは事故で死亡。しかしタンは、自分の身なりを綺麗にして部屋も掃除。仕事にも真面目に行く。もうシンナーもやらない。すると、親方はタンに親切になり、誕生日を祝ってくれた。口うるさいと思っていた近所のお婆ちゃんと、優しく交流できたタン。自分自身を変えることで、未来を変えることができた。



幸せになったかと思いきや、タンはダイナーに現れる。
もう一度過去に戻りたいと言うタン。もう寿命の残りがないので、スグリを食べたら死んでしまう。止めようとする主人は、タンに対して、自分も過去に愛する人を2人失ったと語る。主人がこのダイナーにいることと、関係ありそう。



死ぬとしても母親が恋しくて、もう一度母親に会いたいと言うタンの願いを聞き、主人はスグリの砂糖漬けを差し出した。タンはスグリを食べて過去に戻り、安らかに死んでいった。切なっ!!




不幸を好む「ダイナー」は、今回の結末がお気に召さなかったようで、主人を業火であぶり焼きのお仕置きをした。




おしまい。




今回はグロはないです。ひたすら切ないドラマでした。



次も見ますニャ〜!!