映画「ロスト・フライト」感想(ネタバレ無し) | 鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

カープと漫画とビールをこよなく愛する主婦が、愛する鯉太郎・神楽・銀八の様子等、徒然なるままに綴ります。




仕事が休みだった昨日、映画「ロスト・フライト」を観ました〜。



【ストーリー】

悪天候の中、落雷でコントロール不能になったブレイザー119便。フィリピンのホロ島に不時着する。
何とか一命を取り留めたトランス機長や乗客たちだったが、そこは反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。
乗客の命を守るため、トランスは移送中だった殺人犯のガルパールを手を組むことにする。トランスは無事に乗客たちと島から脱出できるのか?・・・。




【感想】


ネットでの評判を知り、急遽鑑賞を決めたので、ほとんど前情報無しで観ました。ストーリーは至ってシンプル。
物語の舞台になったホロ島は実在し、過激派が拠点としていて誘拐事件が横行している危険な島なんだそうです。



飛行機が墜落しそうになるところからリアル感満載でドキドキ。
不時着するのはわかっていても、これどうなるん?と怖かったです。
燃料代をケチって、無理に飛ばせたトレイルブレイザー社は許せん。そして、殺人犯を護送していた刑事、スマホより命の方が大事じゃけえ!!




責任感の強いトランス機長役のジェラルド・バトラーが渋くてカッコイイ。殺人犯のガスパールは、元傭兵。めちゃめちゃ強い。あっという間にゲリラを倒して機関銃を入手。頼りがいあるう!!
乗客を助けるためとは言え、ゲリラたちを殺したことに気持ちが混乱するトランスと、躊躇なくサクサク倒しちゃうガスパールとの対比も面白かった。



ほんと、ゲリラたちが怖くて怖くて。乗客をお金にすることしか考えてない。全然話が通じないのよ。
イーライ・ロス監督の「グリーン・インフェルノ」も、不時着したのが人食い種族の島だったというホラー映画なんだけど(怖かったけど面白かった)、それとはまた違った怖さでした。人食い種族とは話が通じなくても仕方ないけど、言葉は通じるのに話が通じなくてただ暴力を振るわれるって恐怖。機長はもっと丁重に扱ええ!!





ストーリーは、そんなに上手いこといくんかなというツッコミどころもあるものの、テンポよく展開するので、ラストまであっという間でした。トレイルブレイザー社が招集した危機管理コンサルタントのスカースデイルの有能っぷりも気持ち良かった。スカースデイル役の俳優さん、「ゴースト/ニューヨークの幻」で悪役をやってた人だったのですね〜。懐かしい!!
飛行機が墜落しそうになった場面にも伏線が張ってありましたのでお見逃しなく。





最初から最後まで、ハラハラドキドキのアクション映画が観たい人、お勧めですニャ〜!!