映画「RE:BORN」感想(ややネタバレ&ややツッコミ) | 鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

鯉太郎&神楽&銀八 3ニャン日和

カープと漫画とビールをこよなく愛する主婦が、愛する鯉太郎・神楽・銀八の様子等、徒然なるままに綴ります。




Amazonプライムのお勧めで出てきたので、観てみた映画「RE:BORN」。 
坂口拓さん(坂口∴さん)が、最強の元傭兵役で主演したアクション映画です。私は、坂口拓さんのことは、映画「キングダム」で知りました。




【ストーリー】



かつて最強の傭兵部隊に所属しながら、部隊を裏切り、自らの手で部隊を壊滅させた伝説の男、敏郎。
現在はコンビニで働きながら、幼い少女のサチとひっそり暮らしていた。
しかし、部隊の指揮官のファントムは、敏郎に鉄槌を下すべく、サチを人質にして敏郎をおびき出す・・・。




【感想】ややネタバレあります。



ストーリーとしては、青年漫画の読み切りぐらいの感じで、ストーリー云々よりアクションシーンがメインです。
   


役者さんの演技に関しては、セリフ回しに慣れていない人もチラホラ。でもアクションシーンになるとキレが良かったのでヨシとします。
大塚明夫さん、さすが渋くていい声でしたね。やっぱりあの声だから催眠術がかかっちゃうのかしら。持ってた剣の装飾がいかにも悪の総統っぽくてちょっと笑ってしまいました。
敏郎に協力する健二(斎藤工さん)が、敏郎に心酔してるっぽいところが、ちょっとBL味を感じて良かったです。(腐女子なので許してほしいゾ☆)
子役の女の子は目力があって可愛かったです。




敏郎を襲う刺客のいしだ壱成さんとか、篠田麻里子さんとかも良かったですね。篠田麻里子さんが、ハイヒールを脱ぎ捨てながら電話ボックスに入るのカッコよかった。2人が瞬殺なのはちょっともったいなかったかな。
実質のラスボス戦になるアビスウォーカーとの戦いは、さすが本格的で良かったです。
 



敏郎が過去の記憶に苛まれ、カウンセリングを受けるクリニックの女医さん、なんであんなにスカート短いん?とか、山の中で敏郎たちと戦う部隊の人たち、カモフラージュで木の葉を背負い、迷彩模様のネット?を頭に被っていたけど、アレは逆に戦いにくくないんか?とか、部隊の人たち、無限に出てくるけど組織に何人いるんだよ?!もうショッカーだよ!!とか、ツッコミは諸々。




とにもかくにも敏郎が無双なんですよね。至近距離の銃弾も避けるし(!)、気配を消して敵を後ろから襲って瞬殺。常に「志村後ろ!!」状態なのです。敵はぼんやりし過ぎじゃろ。
健一が過去に、死の危機だった敏郎を助けたエピソードを語る場面があったけど、あんなんどうやったら追い詰められるん。ロケットランチャーでも使われたんかな。
そもそも、身を隠して生きている敏郎をそっとしておけばこんな返り討ちにあわんで良かったよねって、それは言わない約束よ!!




私は、この作品で「ゼロレンジコンバット」というのは初めて知りました。空間的な距離に関わらず、自ら用いる身体能力を活かして戦う技術だそうです。
戦う前に、低い姿勢で体幹を保ったまま肩甲骨をぐるぐる回すやつがカッコよくて、ちょっと自分でもやってみましたが(小学生男子の発想)、背中のお肉が邪魔でした(涙)。





以上、なんやかんやツッコミましたが、これだけ本格的なアクションシーンが楽しめる邦画は嬉しい。
続編がありそうな終わり方だったので、岡田准一君との戦いとか、見てみたいなぁと思いました。





俺も身体能力すごくて強いニャ!!







アクション映画がお好きな人にはお勧めです!!