2014年放送のドラマ「Nのために」。
当時うっかり最初を見逃してしまい、ミステリーなので途中から見てもわからないかなと思ってスルーしたのですが、あとから高い評価を聞いて、見れば良かった~とずっと心残りでした。
ちょっと前に、ケーブルテレビで「Nのために」の一挙放送があり、嬉しくて録画。
原作者の湊かなえ先生の小説は長男も好きなので(「Nのために」は私も長男も未読)、私と長男、そして夫も付き合わせて毎日夕飯の時間に一話ずつコツコツ見ていました。
現在と過去を交錯させながら、ある殺人事件の真相を紐解いていくヒューマン・ミステリー。
もうね、主人公の榮倉奈々ちゃんが、過酷な運命なのにひたむきに生きてくところが毎回、涙、涙で。
ベテランの三浦友和さんはもちろん、窪田正孝君や賀来賢人君、小出恵介君たちの若手の演技も良かった。
(小出恵介君はまさかこのあとアレで芸能界をアレなことになろうとは・・・、あ、そして徳井義実君もね・・・)
ロケも美しかったし、家入レオちゃんの主題歌も良かったです
一話終わるごとに、「次が気になるので早く続きを見たい!」と、「このまま終わって欲しくない!!」という複雑な思いでした。
最終回、毒親だった母親が優しい母に戻った山本未来さんの演技がさすがでボロ泣き。
切ないのに幸せな未来を感じるエンドで、最後まで本当に良いドラマでした。
長男も、「ああ~、終わってしまった~!!」と感無量の様子でした。
事件のことについてはネタバレになるので書きませんが、敢えてツッコミ入れるなら一言。
西崎さん(小出恵介君)は、花束ぐらい前もって準備しとこうぜ!!全部アナタのうっかりさんのせいじゃと思うよ!!(笑)
人と人との魂の結び付きを描いて見応えのあったドラマ「Nのために」。
見られて良かったニャ~