高校生の頃大好きだった、クライヴ・バーカー先生のホラー短編集「血の本」シリーズ。
以前ブログにも書いたのですが、ネットで注文して、シリーズ6巻揃いました
第1巻の表題作「ミッドナイト・ミートトレイン~真夜中の人肉列車~」。
ニューヨークで続発する猟奇殺人には、恐るべき秘密があった……ラストの衝撃は、今でも忘れられません
第2巻の「腐肉の晩餐」も、人を監禁して「恐怖」を観察する学生のまさかの結末。
第3巻の「生贄」は、不気味な孤島に流れ着いた若者達が遭遇した恐怖を。
第5巻の「禁じられた場所」では、いわゆる都市伝説がテーマ。
スプラッタホラーだけではなく、アイデアもいろいろ。
第1巻の「丘に、町が」では、こういうホラーもあったのか!!という、恐ろしくも美しいファンタジー。進撃の巨人も真っ青です。
同じく第1巻の「下級悪魔とジャック」や、第5巻の「バベルの子供たち」のような、コメディタッチのホラーもあります。
まさに、読む「世にも奇妙な物語」や~
私が高校生の頃から数えると、遥かな時空を越えてるのですが(笑)、今読んでも全然古くない!!
知的な文章が本当に素晴らしい!!
うちの夫はホラーが苦手なんですが、この本の素晴しさをわかってもらいたくて語っていたら、「血がドバドバ出るんよ~!!って笑顔で語るアンタが一番怖い」と言われ、残念ながら一ミリも理解がもらえませんでした
俺たちも怖い顔するニャ~!!
暑い夏にひんやりしたいみなさん、お勧めですよ~!!