銀座みやこクリニック院長先生の記事をリブログ。
遺伝子パネル検査をどのタイミングで行うか、という常々語られる問題。
治療法の少ない膵癌患者にとっては、なおさらスピード感ある対応が求められると思う。
検査をしたからといって合う薬があるとは確かに限らないけれど…。
検査の結果を待つ間の、無治療期間の患者の気持ちを体への負担を考えてもいい頃合なのではないだろうか?
私は元々リンチ症候群だとわかっていたが、それはあくまでも研究で外来のカルテには記載の無いものだった!
驚いたけれど、まあ確かにね🤔
で、マイクロサテライト不安定性検査をし直した?わけだけど。
他の遺伝子についても正直調べて欲しいなとも思う。
重複はない、という従来の研究から重複もある患者も見つかったりと、まだまだ遺伝子界隈は忙しそうだ。
さて、少し昔話。
3年前、5月に皮膚がんになってさすがにこれは????ってなって、リンチ症候群の疑いを深めて、がんセンターの遺伝子カウンセリング外来にかかった。
同じ年に大腸内視鏡検査をした結果、そこで実は実は大腸がんが見つかった。
それを私はがんとは知らされず、1年くらいの間に入院して切除しましょう~と軽く言われていた。
そこの先生が紹介状を遺伝子カウンセリング外来に書いてくれたという流れ。
がんセンターの遺伝子カウンセリング外来で紹介状を開かれ、
初期の大腸がんなんですねえ~
と、軽やかに既往歴を告げられたのが、3個目のがんというね(苦笑)
がん告知ーーーーーー。
そんながん告知ってあるううううう。
その紹介状を書いてくださった先生もリンチ症候群には興味津々でいらっしゃった。
実は人口あたり3~400人に1人はリンチ症候群であろうと言われている。
皆が気づいていないだけの、意外に身近な遺伝子疾患。
ESDを元々いた病院で出張執刀いる程の腕の良い開業医にとって興味は尽きなかったであろう。
内科医、内視鏡検査を多くこなす開業医としては、リンチ症候群はドンピシャだもんなあ。
思えばいろいろな先生に命を繋いでもらったもの。
よくぞ⬆の先生は大腸がんを見つけてくださった。
5センチ超にもなった広がる形の大腸がん。
そこに至るまでに内視鏡検査と同時にポリープを別の病院で2回ほど取ってもいるのだ!
5センチになるには、さすがに…見逃しあるやろ???
(見逃されたと私は思っているが、誰も見逃しとは言わない…やむなしね。)
たまたま今回は違う病院にかかろう、系列ならなにかあった時良いのでは?くらいなノリで開業医を探してかかった。
新しめの病院、設備良さそう~、検査前の待機室キレイ~、家からもそんなに遠くない~。
結果、入院施設がある病院に出戻る形にはなったが、まずそこで多分何年かは発見してもらえなかったんだから、私の他の病院に浮気したのも勘が良かった。
(命の恩人の病院のGoogleクチコミで絶賛しておいた。とにかく腕が痛い良いと。私にはこのくらいしか恩返しができんのだか、少しは役にたっている模様。)
そういえば、最初のがんの傷を見て、肝胆膵外科主治医は、酷く曲がっているとおっしゃった。
真ん中で切ってないって(苦笑)
おかげで開腹手術の傷が並行してある始末。
先生の腕の⬆⬇があるのは、本当だなあと傷を見て思う。
最初の手術から14年半たち、技術もあがり、腹腔鏡手術がメインの症例も多く見受けられる。
すごいなあ。
そんな話を聞くためにも、リンチ症候群の動向、薬、検査について等々、知識をアップデートするためにも、遺伝子カウンセリング外来を予約。
4月に色々話すのを楽しみにしている。
そうそう。
今、数えてみた私の先生。
子宮体がんで、3人。
皮膚がんで、1人。
大腸がんで、3人。
十二指腸がん、膵癌で、現在2人目。
この他に同時進行で町開業医、2箇所。
膵癌に絡んだ糖尿病関係の内分泌外来で3人!!!!
あと遺伝子カウンセリング外来が2人。
いろいろな先生、たくさんの医療従事者の方々に感謝だなあ。
受付の方々。
清掃関係の方々。
いろんな方に支えられて入院したり通院したり。
これからもよろしくお願いします。