最初のがんになったのは39歳。


AYA世代ぎりぎりの時でした。


年子育児&深夜勤務で、酷いオリモノとかだいぶ放置していたので、実際がんになったのはもっと前でしょうね。


少なくても1年とか放置しちゃってた?


これ、わからないのです🤣


それにしてもほんとギリギリでよく内科にかかったものよのお。


要するにがっつり30代でがんになったということ。


リンチ症候群の典型的なパターンです。


あれからもう14年半ほどたちました。


その間、色々あって、思えば遠くに来たもんだです。


がんにならなければ、ダメな夫にも呆れながらも何とかいつかを期待して暮らしていたことでしょう。


だが、しかし。


妻ががんになってもまったく変わらず役にもたたなかった夫に正直げんなり。


それでもそれでも諦めきれなかったけれど、ある日まとめサイトで発達障害を知って、崩れ落ちました。


そこにオットがいたから…。



あの日以来色々な書物も読み、ネットを漁りもしました。


我慢する


諦める


逃げる


この3択しかない絶望。


そんな絶望ばかりを味わって、今は5個目のがんの治療中です。


頭でっかちかもしれませんが、知らないことが嫌なので色々な書物、ネットを治療に関しても調べ尽くしています。


最近は精神腫瘍科系の本もかなり読みました。


ガンサバイバー歴もそれなりの私に足りない心構えはほとんどないようです。


よくやれている。


我ながら自力でよくここまで到達したものです。


たいがい本を読んでも特に目当てらしいものもなく、確認作業のようなものとなります。


ただ。


そんな確認作業の中、悲しいなあと思うのは、圧倒的家族の協力がないこと。


協力?というか家族の寄り添い対話がない。


治療を受けるにあたり、1番の要とも言える家族の支えが私にはありません。


もちろん娘は支えてくれるけれど、嫁いだ遠くに暮らす子どもですからねえ。



寄りかかるつもりはないけれど、お互いに支えあう夫婦でありたかった。


私ばかりが支えるのにはもう疲れたし。


もういいかな。


もういいよねって、今はそんな感じ。


だって私、膵臓癌だし、再発してるし。


腹膜播種だし。


もうわがままやってて良くない?

 

もう我慢はやめました。


やめられてる?


もう夫に期待はすまい。


夫にはみとっても欲しくないし。




私の人生。


後悔ばかりだけれど。


それでも自分を抱きしめてあげないとね。