土曜は積雪12㎝になっていた公園の雪を踏みしめキタラへ

 

11月8日 午後2時~ 札幌コンサートホール キタラ

 

エリアスとウィーンへ

 プレトーク エリアス・グランディ 

   札幌の自然に合わせてプログラムされた「田園」について

 

ベートーヴェン:「交響曲 第6番《田園》」

・・・・・・休憩・・・・・・

ヨハン・シュトラウス2世~生誕200年記念~

ワルツ「南国のばら」

喜歌劇「こうもり」より“公爵様、あなたのようなお方には”*

ピツィカート・ポルカ

ワルツ「春の声」*

トリッチ・トラッチ・ポルカ

喜歌劇「こうもり」より“田舎娘を演じる時は”*

ワルツ「美しく青きドナウ」

アンコール:

ポルカ「雷鳴と稲妻」

 

指揮:エリアス・グランディ

ソプラノ:中江早希*

コンサート・マスター:会田莉凡

 

前夜からの積雪にも拘わらず、満席でした。グランディ人気でしょうか。

久しぶりに聴いた「田園」は、爽やかで若々しく、雪雲をはねのけるような輝きが感じられる演奏でした。

後半は中江さんを迎えてヨハン・シュトラウス2世尽くしのプログラムです。

中江さんの明るい声はシュトラウスの曲に乗ってホール中に響いて、特に「こうもり」のちょっとコケティッシュでコミカルな役柄によく合っていました。

まるでウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートのような愉快でウキウキした雰囲気はアンコールまで続き、「雷鳴と稲妻」でとどめを刺した感じです。前日に派手な雷鳴を聞いていたので、とてもタイムリーな選曲となりました。