6月29日(土)30日(日) 札幌コンサートホール キタラ

 

ロビーコンサート

シューベルト:「八重奏曲」より第6楽章

ヴァイオリン:飯村真理 岡部亜希子 ヴィオラ:鈴木勇人 チェロ:武田芽衣

コントラバス:大澤敬 クラリネット:原田侑來 ファゴット:坂口聡

ホルン:花澤良平

 

チャイコフスキー:「ヴァイオリン協奏曲」*

ソリストアンコール

パガニーニ:「24のカプリース」より 第1番(29日)第24番(30日)

・・・・・・休憩・・・・・・

ドヴォルジャーク:「交響曲第9番《新世界より》」

 

指揮:尾高忠明

ヴァイオリン:金川真弓

コンサートマスター:会田莉凡

 

予定されていたデュトワに代わり、尾高さんが指揮台に立ちました。

尾高さんとのチャイコフスキーは初めてという金川さん、ヴァイオリンは期待にたがわぬ名演で、緩急自在なのびのびした歌わせ方が素晴らしかったです。札響もそれに充分にこたえて大いに盛り上がりました。

そのせいか、土曜日も日曜日も第1楽章が終わると(ぜったいどなたか拍手するに違いない!という予感どおり)拍手が。でもあの盛り上がりでは仕方がない。感動のあまり、つい拍手してしまったのでしょう(勘違いするような曲にしたチャイコフスキーのせいョ。「悲愴」も第3楽章でつい拍手はよくありますね。札響のヨーロッパ公演でも拍手が起きました)。アンコールはパガニーニのカプリースの1番と24番、伸びやかに楽し気に弾いてくださいました。

休憩の後のドヴォルジャーク、これまた熱量の多い演奏でした。

興奮にも拘らず、2曲とも余韻を味わってから拍手とブラヴォーがわきました。

我勝ちなフライイングがなくて、ほんとに気持ちが好い。

土曜の席は1階前方上手寄り、ヴァイオリンの音がビンビン聴こえてきて新鮮でした。日曜はいつもの2階CBブロック、全体がバランス良く聴こえるのはCB席ですね。

 

チャイコフスキー「交響曲第6番 悲愴」第3楽章拍手 

スヴェトラーノフ指揮 ソヴィエト国立交響楽団 1978年@NHKホール