欧米の通信社などまでが、知られざる穴場としてせっせと紹介しているものだから、名所ではないところへ出かける外国人が多く、混むはずのない時間帯の市電が満員になったりしています。さすがに電車を撮るために軌道を占拠する不届き者は少なくなってきました。コンビニ+富士山ほどではありませんが(いまだにあの場所がどうしてそんなに人気なのか理解できていない)、住んでいる身には、理由が分からない場所が混み混みになっています。

今日は、電停に群れていた中国系の家族、市電に乗って降車停留所を探しているらしかったので、どこに行きたいのか尋ねてみました。@$#*シュラインだと云うけれど、はて、神社なんかあったっけ?首をかしげる私にスマホを見せてくれました。

あぁ!伏見稲荷ね。京都と同じように小規模ながら赤い鳥居が並ぶ知る人ぞ知る神社です。地元民なら、藻岩山登山の途中や近くのアイスクリーム屋さんに行くついでに立ち寄るくらいです(罰当たりなことを云って御免なさい<(_ _)>)。

英語が聞き取りにくかったので、てっきり中国とか東南アジアからのお客様かと思ったら、ロスアンジェルスに住んでいるとのこと。でも、おばぁちゃまは英語が不得手らしくもっぱら中国語でした。杖を突いていましたが、伏見稲荷まで歩くのは大丈夫だったかしら?お天気も良くお稲荷さん詣でにはぴったりの日、楽しい思い出が増えると良いですね。

聴こえてきた中国語はいわゆる普通話(標準語)ではなさそう。ひょっとして粤(エツ)語とか、閩(ビン)語とか、まさかの客家(ハッカ)語だったりして・・・と(いずれも海外華僑の言語のひとつ)妄想してしまいました。⇦私の悪いクセ爆  笑