4月25日(木)午後7:00~ 札幌芸術文化劇場 ヒタル
尾高惇忠:「音の旅 オーケストラ版(2020)」
ブルッフ:「ヴァイオリン協奏曲 第1番」*
・・・・・休憩・・・・・
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
指揮:広上淳一
ヴァイオリン:ボリス・ベルキン*
コンサートマスター:田島高宏
尾高惇忠さんの「音の旅」は、宮沢賢治の童話に基づくピアノ連弾曲のオーケストラ版で15の短い曲集です。初めてなのに馴染みやすく感じました。
ブルッフは初めの音が聴こえたとたんに興奮気味になりました。自席は1階中央通路より前、上手寄りでヴァイオリンがダイレクトに響いてくるところだったからでしょうか。ヒタルで、響きに満足したことはあまりなかったので感動しました。
ベルキンの使用楽器はロベルト・レガッツィ、G線の音が特に柔らかくてふっくらしている!こんな発見は初めてでした。楽器との距離が近かったからでしょう。
「展覧会の絵」の、豊かで変化にとんだ色彩感も十分楽しめて、良い演奏会でした。
ユーフォニアムの山崎由貴さん、惚れ惚れするようなとろける音色にうっとりしました