いつもは2日間聴いた後でアップするのですが、素晴らしかったので載せます。

 

1月27日(土),28日(日)札幌コンサートホール キタラ

 

ロビーコンサート

プロコフィエフ:「五重奏曲 ト短調」作品39より第1楽章,第5楽章

ヴァイオリン:会田莉凡

ヴィオラ:  櫨本朱音

コントラバス:下川朗

オーボエ:  浅原由香

クラリネット:白子正樹

 

ブリテン:「テノール、ホルン弦楽のためのセレナーデ」

・・・・・休憩・・・・・

ブルックナー生誕200年記念

     「交響曲 第6番」

 

指揮:マティアス・バーメルト

テノール:イアン・ボストリッジ

ホルン:アレッシオ・アレグリーニ

コンサートマスター:田島高宏

 

ロビーコンサートのプロコフィエフはとても面白く惹きつけられました。

 

メィンのブリテン、ボストリッジの歌唱、アレグリーニのホルン、札響の弦・・・・

もう、文句なし!素晴らしかった。

もうじき60歳になろうというボストリッジの艶やかで豊かな声が、あのほっそりした体格から生み出されるなんて、ほんとに信じられない!

アレグリーニのホルンが、また、感動的でした。

すでに数か所でリサイタルをこなしているお二人に疲れは見えませんでした。

初演にもかかわらず、聴衆の反応も素晴らしく、エピローグの彼方(舞台袖)からの響きを堪能し、アレグリーニが舞台に戻るまで拍手を控えていました。

 

後半のブルックナー6番はバーメルトの一番のお気に入りだそうで、念入りな曲作りの軌跡を味わうことができました。いつもは“ブルックナーかぁ”と気乗りのしない夫も、身じろぎもせずに聴き入っていました。

いつものように、バーメルトの手が下りるまで静かに余韻を楽しみ、あとは、ブラヴォーの嵐。

明日もたっぷり聴かせていただきます。

 

1月31日、サントリーホールでも同じ演目です。

首都圏の皆様楽しみにしてお待ちください。

 

ロビーコンサートで演奏された プロコフィエフ「五重奏曲」はこんな曲です

2015年PMFオープニングコンサート キタラ小ホールでのライヴ録音