何が?って、出てくる出てくるオリンピックに関わるアレコレのこと。

 

というわけで、呆れかえった時には天を仰ぐっていうでしょう?

だから、夏のお楽しみ流星群の話。

去年も同じころ見られたペルセウス座流星群、ピークもほぼ同じ12~13日ですが、1時間に30~50の流星を見られるという”太っ腹な天体ショー”は夏休み中ずっと楽しめます。

今は夜中から明け方にかけてが見ごろです。私も、今朝は早く目覚めたら北の空を見上げようと思ったのですが・・・・・・・ZZZZZ、寝てましたびっくりんまぁ

 

夏の夜空は、なんといっても夏の大三角、天頂に近いこと座のベガ、白鳥座のデネブ、鷲座のアルタイルが目立ちます。

で、ペルセウス座ってどこ?

デネブから北東方向にまっすぐ視線を落とすと、アンドロメダ座があり(M31という大星雲があるので有名)、北方向に横に見てゆくとWの形で有名なカシオペア座、その下にあるのがペルセウス座です。

ペルセウス座は北よりの星座なので、晴れてさえいれば北海道はベストな観測場所です。

札幌では、10時頃になると本体のペルセウス座が北東の水平線上に上がってきます。

ペルセウスは、ギリシャ神話ではメドゥーサを退治し(その時に生まれたのが天馬ペガサス)、海の魔物のいけにえに捧げられたエチオピアの王女アンドロメダを救った英雄ですね。この神話に因むように、ペルセウスのすぐそばにはアンドロメダ座、そのすぐ上にはアンドロメダの母:カシオペア座、父:ケフェウス座が控えています(これらの星座は10月11月が見ごろ)。

 

リブログしたのは、ぐっと南の星座、西表島(北緯25度)からなら見ることができるケンタウルス座の(地球によく似た)惑星の話。

さそり座の赤い星アンタレスがようやくみられる程度の北海道では見ることができません。

南天には、あとで名付けられたせいか、顕微鏡とか望遠鏡、定規にコンパスなんて、いたって即物的な名前の星座が多いなか、ギリシャ神話に由来した星座名がついています。

ケンタウルスと云えば半人半馬の怪物で、妄想癖いちじるしい私などは、半人半牛の”件(くだん)”を連想してしまいますが・・・・・・、ケンタウルス族の一人ケイロンは医学や音楽に通じた賢人であり、トロイア戦争の英雄アキレウス(彼の唯一の弱点がアキレス腱)などを教育したとされています。

このケンタウルス座には、ω/オメガ(NGC5139)という見た目の直径が最大の球状星団があるのでも有名です。宇宙の成り立ちから見れば、とても興味深い星座です。