「皇帝と公爵」 フランス&ポルトガル合作
何しろ(チョイ役でも)出てくる俳優たちが豪華
ウェリントン将軍:ジョン・マルコヴィチ、カトリーヌ・ドヌーヴ、キアラ・マストロヤンニ、ミシェル・ピコリ、
イザベル・ユベール・・・・
しか~し!フランス軍とイギリス軍が対峙した”ブサコの戦い”なるものを知らない悲しさ、細かいエピソードが整理されないまま示されるので、名前も顔も一致しないままでした(^▽^;)
兵士の軍服も私には見分けがつかず、かろうじて話されている言葉で判断、という次第です。
余得:ポルトガル語と、スペイン語イタリア語の近似性があらためてよくわかりました。
ポルトガル語は、にゃおにゃおしたイタリア語のように聞えます(笑)
アメリカ英語とイギリス英語みたい
夫も私も、時々ポルトガル語がわかってそれが面白かった
ブサコの戦いとは、ウェリントン将軍率いるイギリス・ポルトガル軍が<殆ど戦わぬまま>フランス軍を破った戦いで、ブサコは戦場となった地名です。
この後、有名な”ワーテルローの戦い”があるわけですが・・・・。
たぶん、この戦いの前には、ゴヤが描いたフランス軍に破れたスペイン人民の蜂起があった筈です。
(向こう向きに銃を構えるフランス兵士と、両手を挙げて大きく目を見開いたスペイン人の、闇に浮かぶ絶望した顔、というとても劇的な構図です)
この映画を見ると、戦場には小商いをする商人や売春する女性ばかりか、兵士の妻も後方につき従ったことがわかります。また、フランス軍には多くのポーランド傭兵がいたということも。
古都コインブラ(この名前くらいしか知らない)をはじめ、戦場となった場所は、以後長い間荒廃したままだったようです。
ウェリントン将軍て、結構ヤナ奴だったようで・・・・。
ヴィクトリア女王を描いた映画にも、老将軍としてチラリと出てきますね。
昨日(今日の夜中)、ヴィクトリア女王とアルバートについて描いた、当の映画を見てしまった
寝不足・・・・・駄目だコリャ。
今日も一日頑張らなければ