3カ月前にタイトルだけつけて保存していたこの記事を、ついに!ついに!書く日がやってきてしまった。
特段、わたし以外の人間が驚くことでもなんでもないのだが、推していたはずの人を推すのをやめて、違う人に鞍替えしようかとふと思い立ったのだ。(担当を変えるにしても、すぐにはファンクラブには入らないつもりだ)
特別、推しの「これが嫌だった」という理由は、多分ない。単純に昔ほどの熱量で好きではなかっただけだ。
昔は本当に好きで好きで、ライブやら舞台やら映画やら…何かと現場に行けそうなら、足を運んだ。よくもまあ5年も熱心に好きだったなと我ながら感心してしまうほどの熱量だった。
今にして思えば、その頃のわたしには、推しのいる生活しか楽しみがなかったのだ。だから、ライブや舞台に外れると、楽しみがないと思っていた。
その頃は友人とよく美術館にも行ったし、近くに妹が住んでいたのでよく遊んだが、自分の趣味らしき趣味は全然なかった。改めて文字に起こしてみると、当時は推し活に集中していたのだとよくわかる。
しかし今は、推し活を熱心にやろうと思うほどの熱量がわたしにはない。
もちろん、好きな歌手のライブには行きたいし、興味のある演劇も見に行きたい。だから、足を運ぶけれど、推そうと思っていた「推し」を一番には推せないと本心でわかってしまったから、きっと来年はファンクラブを更新しないだろうと思っている。
先月久しぶりに会った友人と話をしたときに、数ヶ月で気持ちが変わっちゃうと言っていたのに共感しすぎてしまって(笑)、月毎に更新できるファンクラブは、個人的にはとってもありがたいし、気軽に推せるからいいな~と思った。年会費を払うタイプのファンクラブに入る場合は、本当に年会費を払うほど好きなのかよく考える必要があるなと今は思っている。
推し活にそこまで注力しなくていいくらいに、楽しみなことが日常にあるのは幸せなことだし、課金してまで「推し」に会いたいと思わなくなったので、その浮いた分のお金を、自分の好きなところにお金を充てられると思うと、昔ほどの熱量が推しにないことは、むしろ良いことばかりな気がする。
今回はここまで。読んでいただきありがとうございました♡