こんにちは! ゆきです😊

 

わたしは読書が好きで、基本的に毎日読書します。

趣味=読書、わたし=読書家、と言ってもいいくらいに本が好きです。

特に小説を読むのが好きで、その物語の中に出てくる人物たちと読書を通じて語る感じと言うのでしょうか、いろんな人物と出会えるのが楽しいのです。

さて、わたしが読書を精力的にするようになってから5年ほど経ちますが、これまでに出会った本の中で、特に大好きな本たちを紹介したいと思います。

まずは映画感想でも挙げた「高慢と偏見」を今日は紹介しますねおねがい

 

★「高慢と偏見」ジェーン・オースティン作

18世紀末のイギリスでは、女性が家の相続ができず、男兄弟がいない女姉妹の場合、その家は将来的に親戚などの縁者の男のものになります。また、持参金の少ない女性が「いい」結婚をするのは難しく、結婚相手次第なところが大きい時代です。

主人公のエリザベスはベネット家の二女(女5人姉妹)で、自分の考えを持っており、よく冗談を言うユーモアを持っています。そんな彼女を父親が姉妹の中で一番可愛がっています。

ある時、ビングリー氏(資産家)がエリザベスの住む町にやってきて、エリザベスの母親は自分の娘をビングリー氏の妻にしたいと考えます。

ベネット家の姉妹たちはビングリー氏を迎える舞踏会に参加し、エリザベスの姉であるジェーン(姉妹のなかで一番見た目が美しく純粋な心を持っていると描かれている)とビングリー氏は惹かれあう。また、その場にはビングリー氏の親友であるダーシー氏(ビングリー氏よりも資産を持っている)もいたが、愛嬌のあるビングリー氏とは対照的で、ダーシー氏は不愛想で、エリザベスにとって癇に障ることを言っているのを聞き、エリザベスはダーシー氏を高慢で嫌な人だと偏見を持つことに・・・。

 

物語はエリザベスとダーシー氏の関係を軸に、ビングリー氏とジェーン、エリザベスの妹たちやエリザベスの友人・シャーロットの「結婚」をテーマに描いた作品です。

 

この時代は、結婚することが今よりもずっと重きを置かれていたようで、生活のために結婚した女性が描かれていたり、結婚の仕方(誰とするか、どんな風にするか)によっても生活が変わることが描かれていたり、女性にとってはハードモードな時代だっただろうなと思います。

この時代に生まれていなくてよかったと心底思いましたもん笑い泣き

 

結婚をテーマにしている作品ではありますが、わたしがこの小説が好きな理由は、人物の信条描写がよく描かれているからです(最後に読んだのが2年位前なので具体的なことは忘れましたが)。

また、自分の中につまらないプライドがなく、相手を偏見なくまっすぐ見ることができれば、相手のステキなところが見えてくることを描いていて、エリザベスのダーシー氏への偏見と妙なプライドが、ダーシー氏の持つエリザベスの家族への偏見と自身のプライドが、お互いを見る目を曇らせていたことにそれぞれが気づき、二人はお互いを見つめ合って(認め合って)知ることができました。

女性作家が描く男性なので、ある程度は女性の望む男性としてダーシー氏が描かれている気がしないでもないですが、わたしはダーシー氏のような不器用だけどまっすぐな人は好きです。

個人的には、エリザベスに共感しすぎてしまって、エリザベスの母親や妹たちの分別のなさには気がめいりそうで、小説を読んでいてこれらの人たちが出てくると、ため息が出ます(笑)

小説は結構長いので、映画の方がシンプルで分かりやすいかもしれません!

 

【映画感想】プライドと偏見

 

↑このリンクは、映画「プライドと偏見」の感想をわたしが過去に記事にしたものです。

ご参考までにどうぞ!

 

今回は「高慢と偏見」を紹介しました。

次はどの作品を紹介しようかな。

読んでいただきありがとうございましたラブ