モーツァルトの歌劇で最初に買ったのはショルティの「魔笛」
二番目に買ったのが、「フィガロの結婚」
エーリッヒ・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、もちろんLP


以下コピペです
フィガロ:チェーザレ・シエピ(バス)
スザンナ:ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
アルマヴィーヴァ伯爵:アルフレート・ペル(バリトン)
アルマヴィーヴァ伯爵夫人:リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)
ケルビーノ:スザンヌ・ダンコ(ソプラノ)
マルチェリーナ:ヒルデ・レッセル=マイダン(メッゾ・ソプラノ)、 バルトロ:フェルナンド・コレナ(バス)、
バジリオ:マレイ・ディッキー(テノール)、 ドン・クルツィオ:フーゴ・マイヤー・ヴェルフィンク(テノール)、
アントニオ:ハラルト・プレーグルヘーフ(バス)、 バルバリーナ:アンニー・フェルバーマイヤー(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)

【録音】
1955年6月21-27日 ウィーン、レドゥーテンザール

 

「フィガロの結婚」は何組か持っていますが、結局はこのクライバー盤を聴くことが一番多くなります。
このクライバー盤、一つ残念なのは録音が1955年と古いということ。
もちろんこの時期にステレオ録音を残してくれたということに関しては有り難いことなのですが、実際に音を聴くと「もう少し良い音だったらな~」と思ってしまうのです。
そのクライバーの「フィガロの結婚」を音質を再確認の意味もあって聴いてみました
LPやCDではなくてLPをファイル化したものです。
 

聴いてみて。。。
また同じことを言ってしまい申し訳ありませんが
「こんなに良い音だったっけ!?」(^^ゞ
もちろん録音時期からして新しいものと比較するのは無理がありますが
その弦の質感、自然な音場感など、極端なことをい言うと
今の録音が失ったものが、ここで聴ける(^_-)-☆
第1幕でのフィガロのアリア「もし踊りをなさりたければ」
ここで聴ける弦バスの伴奏、その質感と豊かさはLPの圧勝
ちょっと驚きました、LPの音質を見直してしまいます

クルマに例えてみると
性能では圧倒的に劣る旧車のほうが独特の乗り味があって楽しめる
そんなところでしょうか
旧車といえばパスピエも30年ほど前にアルファのスパイダーに乗っていましたが
車体の剛性はもちろんカローラにも負ける動力性能ながら乗っていて楽しいクルマで
今でもあれ以上に楽しいクルマはないと思っています、ロードスターも及びません。

話しが脱線しました
LP音源の「フィガロの結婚」、そんなんで第1幕だけですが楽しく聴きました。
続けて第2幕も、そういかないのがパスピエなのです(^^ゞ
モーツァルトのオペラというと「ドン・ジョバンニ」と「魔笛」を聴くことが多くて
ちょっと遠ざけていた「フィガロの結婚」
こんな良い音で聴けると。。。新たな気持ちになり、やっぱりフィガロも良いな~
明日は一番の聴きどころの第2幕を聴くことにしましょう