また聴いてしまいました、最近のお気に入りである
ベートーヴェン:ピアノソナタ第16番ト長調作品31-3
ベートーヴェンの後期のソナタと同列に論じるような曲でありませんが
親しみやすい、ロマン的な面もある美しい曲です
 

演奏はフリードリッヒ・グルダ。


グルダらしい明るく爽快、強靱さも備えたピアノで、バックハウスなどとはまるで違うベートーヴェンを聴かせてもらいました。
録音は1967年。全体に抜けがよくないのでグルダのピアノの良さがスポイルされているような思えます。
もう50年以上前の録音とあっても、この時期として標準かそれ以下の音質?
もう少し鮮明な録音ならと思ってしまうパスピエです
 

グルダはベートーヴェンのソナタの再録音をしてくれなかったし、バッハやモーツァルトの録音も断片的で多いとはいえなかった。
ベートーヴェンはもちろんバッハやモーツァルトなどを優れた録音で聴いてみたかったな~