中学生の頃ですが、最初に買ったモーツァルトのピアノ曲のレコードがこれ

 


ピアノ独奏:パウル・バドゥラ=スコダ
曲目はピアノソナタ、イ長調K331と幻想曲ハ短調K475が収められています

お目当てはもちろんK331のほうのソナタでしたが幻想曲のほうも一回聴いただけで好きになった曲です。
幻想曲は同じハ短調K457のソナタと一緒に出版されたということもあってLPなどにも一緒に収められていることが多かったし今も多いようですが
このレコードはハ短調ではなくてイ長調のソナタとのカップリング。解説にもハ短調のソナタのことには一切触れていません。
そんな訳でパスピエがハ短調のソナタを知ったのは後のことなので幻想曲は一つの独立した曲との認識でした。
手元にあるブレンデルのCDはソナタだけで幻想曲は収録されていません
この幻想曲はソナタの前座という考えもあるのですが、続けて演奏するかしないかが演奏家の考え方次第ということになるようです

さて、ここでエアチェック音源を。
ポリーニの2006年8月14日 ザルツブルク音楽祭での演奏会。
ここでは幻想曲とソナタは続けて演奏されていましたが。。。
時間の都合で「幻想曲」だけをアップしました。(_ _)
業界の録音事情なんて全くしらないパスピエですが、ポリーニはモーツァルトのピアノ協奏曲は何曲か録音しているようですが、ソナタのほうはどうなんでしょうか?
このライブで聞けるモーツァルトは、K576などは若干弾きすぎではないかと感じましたが、この幻想曲はポリーニと相性が良い?さすが、と思わせられました。