ホロヴィッツが晩年にDGGに録音したものの7枚組のなかからの一枚
これは61年ぶりに祖国に帰った時のコンサートのライブで
場所はモスクワ音楽院大ホール 1986年4月20日



実はこのCDは長い間未聴でした(^^ゞ
理由は曲目がラフマニノフ、スクリアビン、リスト等、パスピエがあまり好んで聴くことがない曲が多いように思えたからです。
そんなCDでしたが、何気に聴いてみたら、これが良かった!
長い曲でモーツァルトのK330のソナタということで、殆どホロヴィッツが得意としていたアンコール・ピースを集めたようなもの。
スカルラッティのソナタで始まり、ラフマニノフのポルカで終わる約1時間
聴いていると、色彩豊かでピアニステイック、変化とんでいる曲が続くので飽きることなし。まぁこれがラフマニノフのソナタでも挟まれていたら飽きちゃうのですけで(^^ゞ
そして、この演奏会の熱気。盛大な拍手や歓声。
なんか聴いていて心があたたまり気持ちも高揚してくるような・・・
音質も良くて、ホロビッツのピアノを久しぶりに楽しみました。

 

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