フィリップスがデッカの傘下に入ってからどのくらい経つのかな?
お気に入りだったフィリップスのロゴがデッカのロゴに変わってしまい違和感を感じたのはパスピエばかりでははないと思うのですが。。。
それでもオリジナルのジャケットデザインを残してロゴだけが代わってしまったものは
まだいいのですが、ジャケットデザインも全く変わってしまったもの、たとえばマリナーの「セビリアの理髪師」などは酷いものです
パスピエは価格が安くなったのでこのCDを買いましたがこのジャケットデザインを見るたびに不快感を覚えてしまいます。
同じマリナーの「フィガロの結婚」。
「セビリアの理髪師」ほどではありませんがオリジナルデザインを知るものにとってはやはり不満があります。
そこでラベルマイティを使ってジャケットを作ってみました。
作るといっても創意工夫をこらして独自のものを作るというのではなくて
ネットから画像を拝借して作る安易なのもです(^_-)-☆
細かいところは無理なので大雑把です(^^ゞ
使っていなかったケースに切り抜いたラベルを入れれば完成(^^ゞ
それなりに格好がついた??
自己マン以外なにものでもありませんが、まぁいいでしょう(^_-)-☆
せっかくなので「フィガロの結婚」の中でも一番楽しい第2幕だけを聴いてみました。
録音はフィリップスらしい安定したものですがフィリップスとしては優秀とはいえない並のレベル。もっと良い録音だった記憶があったのですが歳とともに好みも変わる?
演奏のほうはマリナーらしい軽快な楽しいものですが、軽快とは裏腹でエネルギーや熱が足りない覚めたものを感じてしまいました。
この2幕のフィナーレはモーツァルトのオペラでもとびきりの傑作と思うのですが、声と声が重なっていくとともにモーツァルトの音楽が聞き手に押し寄せてくるようなパワーが希薄に感じてしまいました。綺麗事?
念のためクライバー盤で同じ箇所を聴きましたが、こちらは全くそんなことを感じさせない見事なモーツァルト。改めてクライバー盤の良さを確認することになってしまいました。
マリナー盤、せっかくジャケットを作ったのに。。。残念な結果になってしましました