アダモを初めて聴いたのは大学1年の時
友人のクルマの中で、つまり当時の言い方では「カーステレオ」で聴いたわけです。パスピエの年代でないと知らないかもしれませんが8トラックテープでした。
とてもいいな、とは思ったのですが、その頃はクラッシックを数枚買うだけで精一杯。とてもクラッシック以外を買う余裕はありませんでした。大学を卒業して就職。少ないながらも収入を得るようになってから購入したのがこちらのLP
(そのLPは友人にあげてしまったので写真は後年中古で購入したものです)


これは1969年。大阪フェスティバル・ホールでのライブ録音盤
なんど聴いたかわからないほど聴きました
大学ではフランス語を履修したこともあって得意げに原語で歌っていたのも若かりし頃の思い出です。
その思い出のLPをデジタル化しました


中古で購入したLPは状態がイマイチだし、元々の音質も良くなかったのかデジタル化する気にはならなかったのですが重い腰をあげました。
やっぱり音はよくないしノイズも盛大に入る。
でも聴いているうちに、そんなことも忘れ、昔さんざん聴いたメロディーと歌詞が自然と口に出てきました。ちゃんと曲順も覚えていました。
久しぶりに聴いた アダモ
エディット・ピアフやイヴ・モンタンなどの正統のシャンソンとは異なるかも知れませんがメロディアスで親しみやすくて楽しめます