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看護教員応援ブログ

看護教員に役立つ記事、看護教員の頑張る姿を記事にしてお届けしています。

4月のお給料は
昇給はどうかな、手当はどうかな、と
明細を見るのがちょっと楽しみ

 

基本給
あ、上がってはいるな、数千円だけど
あがらないよりはいいよね

 

手当
お!新しい手当がついている
嬉しい、嬉しい

 

ふむふむ、で総支給額は

 

え?


え?


ほとんど上がってない・・・

 

なんでーーーーーーーーー!!!!!驚

 

もう一度いいたい

 

なんでーーーーーーーーー!!!!!泣

 

上がった分はそのまま欲しいーーー!

 

もーーーーー
税金高すぎー
手取りからも消費税がひかれるわけだしー
この物価高だしー
またガソリン高いしー

最近の新人看護師の初任給の高さにびっくりしすぎて記事を書きましたが・・・
 ↓

 

 

なんか、働く意欲がダダ下がり

今、働いているベテラン世代の給料事情がこれでは
ストライキ起きる職種があって当然です。

 

お金を稼ぐのはもちろん自分の生活のためだけど
この高齢社会を支え、少子化の未来を重くとらえているから
頑張って働いている。

 

貯金を増やしたくても教育費やらなんやらで
現金はすぐになくなっていく世代、壮年期。

 

70年代生まれの年金は70歳からの支給になるとも聞いていて
全然穏やかではない壮年期。

 

私の幼いときの夢はお姫様でした。

現実はというと、働いていますけど。

 

働いているからこそ
だからこそ今だって優雅な暮らしがしたいのです。

はあ、どうしましょうね、壮年期。

 

私の経験になりますが以下のようなことをやっています。

 

他校とすり合わせたうえで
前年度の秋より次年度の実習依頼、全施設へ全学年分

文書での実習契約

 

実習要項の刷新
記録用紙の検討

 

当該実習生の病棟配置決定
(過去のリーダー経験や通える範囲かを確認したうえでグルーピング)

 

JR・バスの時間、料金確認、タクシーを手配することもあり

 

学年に応じた看護過程の講義、事例演習、記録チェック
これを最低3事例

 

看護過程以外の記録指導(SOAPなど)

 

学年の水準に応じた看護技術演習の計画、実施、実技テスト

 

患者さんへの対応指導(疾患、症状を想定してスタンダードに)

 

実習打合せ日程の依頼、調整、公文書発送
日程に応じて自分の講義時間の変更

実習打ち合わせ資料作成、昨年度変更のあった項目や反省を重視して内容を刷新、全施設分

 

病棟に提出する学生個人の自己紹介文書指導


誓約書作成

 

実習打ち合わせ

実習打合せのまとめ作成


他教員へのミーティング

 

実習目標、実習の流れ、記録提出およびカンファレンス日程、
学生としての心得、病棟別のルール、
実習で必要なレポート指導、電子カルテの開き方・情報の見方
経験できうる検査および看護について、控室使用ルール
未経験項目の抽出、実習初日の動き、持参物など
細かい点について学生に伝達・指導

 

カンファレンスのテーマや進行方法指導

実習中の安全管理

実習中の災害時対応

 

施設別の実習前感染予防対策に応じた検査の実施、結果報告

 

実習に対するケアや不安など学生個別の要望への対応

 

・・・学生が初めての環境で不安が高まらず
実習がイメージでき、頑張ろう、患者さんへケアを届けようとの思いが削がれないようにするにはやはり準備が大切。

 

数週間におよぶ実習にはたくさんの準備が必要ですが
教員の準備に対する姿勢から学生の信頼が高まり
希望をもって実習へ望めると信じて取り組んでいます。

 

学生を実習へ送り出せるのも受け入れてくださる施設さんのお陰です。
本当にありがとうございます。

 

ほかの記事を見ていると
看護教員VS実習指導者の構図が吐露されたものがあります。

 

看護教員を悩ます実習指導者
実習指導者を悩ます看護教員

 

なんか、はいはいありますよ、そういうのって

なんですかね、そういうのって

 

主役を置き去りにした
私の方がすごいんですけど何か?的な

 

えーと、
やっぱり、よくわからない

 

はい、気がついて
あなたとあなたは同じ仕事をするんですよ

 

学生指導?

 

そうですよね、実習だし、学生の指導は大事

でも、もっと大切な仕事があるでしょ

 

看護教員と実習指導者の究極の仕事

 

それは

主役である看護学生に
希望を持たせること

 

学生に
また明日、ここで実習したい
やっぱり看護師になりたい
と思わせること

 

トラベルビーは言いました。
看護をするなかでの希望の大事さ。

 

それは教育的関わりをするときも
同じだと思うのです。

 

だって


実習で学生が看護師になんかなりたくないってなるの

 

それだけは避けたい。

 

希望は意志を変える、行動を変える。

 

看護教員と実習指導者
張り合ってる場合じゃないし、
なんかすごく古臭い。

 

ちゃんと仕事をし合いましょ。

看護学生に希望を持たせる仕事を一緒に。

 

看護教員になって「教員の仕事には終わりがない」と
感じました。

 

臨床看護師時代は
ケアの実施とその記録、申し送りにて終わりというパターン。

 

教員の場合、ひとつの講義準備が終われば

次の講義準備があります。
いくつかの科目を担当するため

いくつもの講義準備に追われます。

 

その合間に
実習記録添削、
実習打ち合わせの調整と準備、
実習室演習の計画、
公文書作成、
実習時の交通手段や料金の確認、
学校行事の手配と準備、
外部講師への連絡や調整、
求人など来校者への対応、
生徒指導、相談業務、
課題チェック、
試験作成と採点、
などなど
いくつもの業務をこなします。

 

ここで終わり、というものがあまりありません。


しかも、「一人で」取り組むものがほとんどです。

だから、業務の優先順位をつけて取り組むだけでは
時間が足りない。

 

特に
新任の場合は全ての講義を一から準備するわけなので
時間内に終わるわけない。

 

私も残業・休日出勤で乗り越えてきました(泣)。
(※残業手当・休日出勤手当はなしー!なんでー!←ほんとは声を大にして言いたい)

 

けれど今ではほとんど定時に帰ります。

 

何年もやってて講義準備はいらないからでしょ、
と思われそう。

 

確かに一からの講義準備はしなくてもよい科目が増えましたが
勤め先が大学のように専門のみを扱う養成所ではないので
今年度も初めて受け持っている科目が2つあります。

 

また、過去に作った教材は毎回ブラッシュアップする必要があるので何の準備もなしに講義に臨むことはありません。

 

よって、講義準備にかける時間が大幅に減っているかというと
そうではないです。


むしろ、講義準備にかける時間は確保しておきたいです。

 

だから、それ以外の業務についてできるだけ時間をかけないよう
以下の技を使って心がけています。

 

小技1:すぐやる

5分でやれるものはすぐやろう、と何かの本で読みました。
実際は10分くらいかかるものが多いですが、
短時間で終わるものはどんどん片づけていきます。

 

また
今じゃなくてもまだ先でいい、というものもあります。
学校行事や先の実習に関することなどです。

 

先のことだけど今日できることがあるな、という場合は
そのことが頭をよぎった時にできることに手をつけておく。


途中になってもいいです。
取り掛かることが大切です。
それだけで後々の準備が早く進みます。

 

小技2:チェックものは種類によって方法を変える

課題チェックなど検印や一言コメントを書く場合は
提出後にできるだけ時間をあけずにチェック。

 

このとき、全員分の検印→全員分のコメント
というように、行動を混ぜずに行うようにすると早いです。

 

実習記録添削のように時間を要するチェックものなら
1日〇人を見る、と「決める」。
1人当たり10分で見る、と「決める」。
こうすればボリュームのある記録40人分も4日で

みれたりします。

 

私にとっても実習記録の添削は途中で集中力が

切れてしまう業務。
だからこそノルマを設け、達成するようにしています。

 

小技3:アナログでできるものはアナログで

学内掲示物などで、手書きでも良いものは多々あります。
パソコンで打ち込むよりも紙に書いた方が早いものは
アナログで。

 

私は裏紙とマジックをよく使っています。

 

小技4:おしゃべりしない

技とはいえない(笑)

 

私は仕事中のおしゃべりはほぼしません。
やるべきことが沢山だから。

 

だけど
自分がしゃべらなくても他の人のおしゃべりに
つきあわされてしまうことは、ある。

 

そんなときは集中しているフリです(笑)。

 

実際、集中していると周りの音が判別不能になりますが
あれになっているフリをする。

そのうち、フリしてなくても没頭するくせがついて
聞こえなくなってきます。

 

最後に講義の準備について
講義は学生にとって大切な要素なので
教材研究・準備はやれるだけやった方がいい。

 

学生と私たちの圧倒的な知識の差をみせられた方がいい。

 

だけど限界はあります。

「この講義ではこうした方がよい」は無数。

 

だから「一番伝えたいこと」を軸にする。

 

「一番伝えたいこと」について
今の自分が使用可能な時間で準備・整理できたことはこれです
と、講義していきましょう。


続けていれば同じテーマでも年々深まっていきます。

授業設計については指南書がたくさんあるので

いくつかを参考にしてください。

看護教員のみなさんが定時で帰ることができ
自分の自由な時間を確保できるよう応援してます!

看護師養成所には全国の何百という医療施設から求人案内が届きます。

 

最近は、新年度を待たず前年度の内から次年度の卒業生を見越したケースも目立ち、新人看護師の確保に奔走されている様子が伺え、様々な努力と労力をかけていただいているのだなぁと送り出す側として大変ありがたく思います。

 

先日、ひとつの施設の求人案内をみて月給のベースアップぶりにびっくりしました。

 

大学卒の看護師で初任給31万円超えです。
3年過程、2年過程でも30万以上。

 

これまでより、はるかに高い。
それに夜勤手当などがつくことを思うと勤務の大変さはあれど、
正直羨ましいと思わざるを得ません。

 

看護教員の収入は所属している養成所の種類で異なります。
他の職種同様、公立か私立かでも異なりますし、
大学・専門学校・高校など養成所のタイプによっても違います。
大学だからいいということでもありません。

また就職面接以降にならないと額面が知らされないケースもあります。

 

私自身も面接以降に提示された額は予想以上に低い額でしたが
看護教育に携わりたかったため受け入れました。
少なくとも看護師としての15年余りの経験は

全く反映されていなかったと言えます。

仮に、住んでいる地域で他に良い条件の看護師養成所があったら今のところには入らなかったでしょう。

 

また、「看護職よりも看護教員は楽なんでしょ」と言われたことがありますが、それは無知な意見。

 

どちらが楽かと言う時点で仕事に対するポリシーを疑いますが、
どちらも経験している側から言わせてもらえば、

看護教員のタスクは多いし、休憩室で休憩できる

世界ではありません。

 

看護教員って現場の看護職ほどスポットが当たっていないけど激務と言っても過言ではない業務を本当に頑張っているんです。

 

だから、これだけは言いたい。
看護教員は看護教諭としての免許を持っているうえに
国家資格を持っています。

もし、資格手当をつけていない養成所があったらつけて欲しい。
そして、教員になるまでの看護職としての経験を100%保証して欲しい。

 

ベテラン看護教員の給与が新人看護師のよりも低かったら

看護教員になりたいと思う人、看護教員を続けたいと

思う人がいなくなってしまいます。

新人看護師の初任給がベテラン看護教員の給与より高くなる日はもう訪れているのかもしれません。

 

然るべき団体は看護教員の給与の現状を把握して欲しい。

その上で、資格手当の保証と看護職しての経験が看護教員の給与に反映されるよう努力をしていただきたいと強く思います。

 

ひとつの看護師養成所に対する実習施設は複数。

 

付属の施設を要していても
そこだけでは学生全員の臨地実習が補えないことがあるため
公的機関や独立法人の医療施設に実習受け入れを
お願いしています。

 

一施設の実習受け入れ人数は施設側の決定によるため
場合によっては一実習につき7~8か所へ学生を配置し、
実習準備をすすめることがあります。

 

その施設ひとつひとつに対し、
実習打ち合わせでは実習概要、学生レディネス、教材観・指導観の説明に加え、感染予防対策・学生の出入口・看護部へのご挨拶・記録の提出方法・看護技術の水準・控室の使用についてなど、こと細かく確認をしていきます。

 

その際、施設や病棟より要望があった場合は取り入れていきます。

 

例えば
感染予防対策ひとつをとっても施設毎に異なるため
7通り・8通りのことを看護教員は把握し学生に伝達しています。

 

打合せ資料は2週間前に欲しい
カンファレンス日を変えて欲しい
休憩中に椅子を引く音をたてないで欲しい
報告は〇時~〇時の間にして欲しい
検温で使う〇〇は持ち込んで欲しい
などの要望もあります。

 

同じ施設でも検温方法がすべての病棟で異なることも
あります。


カンファレンス日の変更については配置できる教員の勤務日程を変えて対応を図っています。

 

施設が多いときは
どの施設がどの方法であったかを全て頭に入れることはできないため、一覧表にして、学生にも施設によって違いがあること、
その施設に求められる行動の指導をしていくのです。

 

学生を、実習を受け入れていただきたい。
その一心で。

 

看護教員はこういうところも頑張っています。

令和7年4月より育児・介護休業法が改訂され、育児や介護による休暇の取りやすさや手当の充実が図られているなと感じます。

 

自分の育児を振り返ると、保育園の開園7時には1歳の子どもを預け、18時をすぎて迎えにいく毎日で、子どもにかける負担を感じながらも1年以上の育児休暇をとることに気兼ねがありました。

経済的なこともあり育児休暇後1年で復帰しましたが、
子どもに負担をかけてまで働きたくはなかったなというのが本音。

 

だから、今の制度が充実していくことは歓迎ですし、
制度を利用して子どもの心身の健康を見守ってほしいと

思います。

 

ただ、誰かの育児休暇中の仕事をそれ以外の職員で補い合っているのも事実。
みんな不満を言うことなくカバーし合ってくれます。
だからこそ、その人たちも大切にしたい。

 

そのためにも大企業等で始まっている「協力手当」「応援手当」と呼ばれる育児休暇中の仕事を請け負う周囲の人への制度が早く普及してほしい。

 

性差でモノを言う時代ではなくなってきていますが、女性の多い看護の職場は制度充実がもっと向上していい。看護教員も然りです。

 

私の部署は12人ほどの職員がいますが、育児休暇をとる方が二人出てくると、それを支える職員の労務が大きくアップします。
何とか人手を集めますが、その方々へ仕事を教えることにも
それなりの労力が発生しますよね。

 

育児休暇を支える周囲の負担が増加することのない労働環境を強く望みます。

 

みなさんの職場でも育児・介護休暇を取得する職員と
それ以外の職員、両方の満足がより得られていきますように。

 

とりあえず交渉を頑張ります。

 

精神看護学の出題基準:目標Ⅲに「レジリエンス」があります。

 

「レジリエンス」は「re-silience」
①〈病気・けが・失意などからの〉回復力;快活、元気
②弾力性

(ジーニアス英和辞典[第6版]

とあります。

 

もともとは物理用語で、例えば棒高跳びの棒が、
一旦しなった状態から元に戻る
あの状態をさしていると言われています。

 

看護系の教材でも
「しなやかな回復力」という表現が使われていますが、

棒高跳びをイメージすると、なるほどわかりやすい。

 

その状態であらわされるレジリエンスは

誰しもに備わっていて
いくつかのパターンがあり

レジリエンスを高める要因も打ち出されています。

 

看護学生くらいの年齢であれば
既に人生のどこかで登場したことがあるレジリエンス。

 

ですが、レジリエンスは見えないので
まずは学生が「レジリエンスってあのような経験のことか」と
気づくことが大切だと思います。

 

気づきを与えるものとしては説明に加え、動画もよいです。

 

講義や課題として使えそうな10分以内のものとしては、

1:メンタルが弱い人は絶対に学ぶべきー教えて真野先生#7ー
(8分16秒)
https://www.youtube.com/watch?v=yeuRMIcJqcU

2:レジリエンスって何?(5分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=TsXecSEa-8Y

がおすすめです。

 

そして
大切なのはレジリエンスの概念の理解だけではなく
看護過程で活用していけるように教えること。

 

その人のレジリエンスのパターンや要因を判断し認識することで
回復力を高めるという演習をしてみるのも良いでしょう。

 

紙面上の演習であっても
やらないよりは学生の定着度が変わると思います。

 

例えば、竈門炭治郎のレジリエンスを考えてみる、
アナ雪のエルサのレジリエンスを考えてみる、
尾花夏樹(グランメゾン東京&パリ)のレジリエンスを考えてみる、
映画:ビューティフルマインドの主人公:ジョン・ナッシュの
レジリエンスについて考えてみる、などなどいかがでしょうか。

 

トライしてみて下さい。

応援してます!

看護師国家試験全員合格のために必要なこととして
学生が受ける模試を教員も必ず受けて解くことを
こちらの記事で紹介しました。


 ↓

 

今回は教員の心の整え方をご紹介します。

 

今回は全員合格だった、さて次は、と考えるときに
つきものなのが「不安」。

 

学生と教員がお互いに相当な努力をしても
「だめだったらどうしよう」と考えてしまうもの。

でもそれは仕方ないです。

 

心はオモテとウラが一体だから。

 

意中の人を射止めた直後から
振られるかも、と思うことと一緒です。

 

だから「不安」を消そうとしないでください。
無駄です。消したと思ってもまた現れます。

 

ではどうするか。

それは
「私は全員を合格できる!させる!」と「決意」することを続けるしかありません。

 

「決意」はかなり効きます!

 

不安が顔を出すたびに「決意」する。
「決意」とその時の心の状態が一致しなくても「決意」する。

 

毎日毎日、何度も「決意」してください。

 

そうすることで願いが現実化します。

この方法にたどり着いたのは引き寄せの本に出会ったからです。

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そりゃあ時々は落ち込むことも不安になることもあります。


でも、ネガティブにどっぷり浸る時間は
すごく短くなったうえに思いが現実化しています。

 

仕事にも恋にも人間関係にも役立つ「決意」

 

まずは国家試験全員合格をかなえるために

不安が出てきたら「決意」で心を整えてみてください。

 

応援してます!

 

看護師国家試験模試の後、やり直しを課題にする。
過去問を与え、わからなかった箇所の自己学習を出させる。

 

そうやることで国家試験を解く力が着くと信じて
教員は課題を出させます。

 

ですが、それは大間違いだと言っておきます。

 

なぜなら、私が身をもって経験しているからです。

 

週末課題計画をたて、お題に沿って週初めに出されるノートに
検印を押すことを半年続け、
すごくやってる感がこちらにも学生にもあった状態で
模試に挑みました。

 

楽しみにしていた結果は拍子抜け。
課題をやる前とあまり変わってなかったのです。

 

正直、焦りました。
学生のノートはそれなりに充実していたので
なんで?と。

 

けど、それは
「調べたことを書いてみましたノート」でしかなかったのです。

 

なぜかっていうと
課題をさせっぱなしだったから。

 

書くだけでは知識にはならない、

課題をやるだけでは実にならない。

 

だから
知識確認の王道、テストを導入してみたら
これがビンゴ!

 

課題に対する小テストを作成し、解かせ、こちらで採点する。

時間がないときは手書きでも口頭で問題を出したっていい。

 

とにかく小テストをして採点する。

 

受ければいい、となるのはよくないので
合格ラインを決めて未到達の場合は宿題を課します。

 

それは嫌なので学生もテストを頑張りますよね。

 

ですが、この効果は歴然でした。

テストに勝る対策の王道なしです。

 

聞くところによれば、
学外で行われる看護師国家試験セミナーや予備校を
積極的に学生にすすめる看護師養成所もあるとか。

合格が目標ならばそれもひとつの手段です。

ただ、行かせっぱなしになったり
行かせることで教員が安心するのはまずいかと思います。

 

自分の養成所の学生の知識定着の責任は
自分たちで持っていたいものです。

 

もう一度言います。

テストに勝る対策の王道なしです。