令和7年4月より育児・介護休業法が改訂され、育児や介護による休暇の取りやすさや手当の充実が図られているなと感じます。
自分の育児を振り返ると、保育園の開園7時には1歳の子どもを預け、18時をすぎて迎えにいく毎日で、子どもにかける負担を感じながらも1年以上の育児休暇をとることに気兼ねがありました。
経済的なこともあり育児休暇後1年で復帰しましたが、
子どもに負担をかけてまで働きたくはなかったなというのが本音。
だから、今の制度が充実していくことは歓迎ですし、
制度を利用して子どもの心身の健康を見守ってほしいと
思います。
ただ、誰かの育児休暇中の仕事をそれ以外の職員で補い合っているのも事実。
みんな不満を言うことなくカバーし合ってくれます。
だからこそ、その人たちも大切にしたい。
そのためにも大企業等で始まっている「協力手当」「応援手当」と呼ばれる育児休暇中の仕事を請け負う周囲の人への制度が早く普及してほしい。
性差でモノを言う時代ではなくなってきていますが、女性の多い看護の職場は制度充実がもっと向上していい。看護教員も然りです。
私の部署は12人ほどの職員がいますが、育児休暇をとる方が二人出てくると、それを支える職員の労務が大きくアップします。
何とか人手を集めますが、その方々へ仕事を教えることにも
それなりの労力が発生しますよね。
育児休暇を支える周囲の負担が増加することのない労働環境を強く望みます。
みなさんの職場でも育児・介護休暇を取得する職員と
それ以外の職員、両方の満足がより得られていきますように。
とりあえず交渉を頑張ります。