こんにちは〜





このセピア色の写真は今から役78年前
現在98歳の義母のお嫁入りの時のものです

ちょうどこのお話をブログに書かせていただいてから
一年が経ちます




6年前に代々住み続けてきた家から
引っ越しすることになり 長年空かずの桐箱から
出てきたのがこの母の花嫁衣装




捨てるのはあまりにも忍びなく 思いついたのは

古い時代のお着物を着て写真を撮るお店を
やっている友人に使っていただくこと!









さっそく送ったところ
とっても喜んでいただきました









花嫁人形
                                
                                          作詞  蕗谷虹児
                                             作曲  杉山長谷夫

金襴緞子の 帯締めながら
花嫁御寮は  なぜ泣くのだろう

文金島田に  髪結いながら
花嫁御寮は  なぜ泣くのだろう

姉さんごっこの  花嫁人形は
赤いかのこの  振袖着てる

泣けばかのこの  たもとがきれる 

                                                         抜粋


                    
                      
この写真を見ているとはやしべさんの"琴線歌"を
思い出し ついこの歌を口ずさんでみたくなる〜


1924年(大正13年)に出来たと言われているこの歌詞
母が生まれる2年前!





歌い継いでいくこと

口ずさめば 眼に浮かぶ風景
耳にすれば 思い出すあの日々

そんな歌い継いでいきたい
日本の美しい調べを届ける歌の旅

叙情歌  カバー曲  そしてオリジナル むらさき音符ブルー音符ピンク音符

100年後にも口ずさまれ 歌い継がれる
新たな叙情歌をつくるために〜



はやしべさんのその美しい歌声で
歌い継いでいってくださいね

そして林部さんのオリジナルが
100年後にも口ずさまれ歌い継がれていきますように








着物を送ったことなどすっかり忘れていた
去年の秋 この母の花嫁衣装を着た花嫁さんの
お写真が送られてきました

まるで"花嫁人形"の歌から飛び出したような
可愛い花嫁さんでした






我が家の娘も結婚して数年がたち
海外に住んでいるためお式はいたって簡単でした



少し前  何気なくその写真を娘に送って見せたところ

私もおばあちゃまの花嫁衣装を着てみたい !!



と言うことで母が存命な今 急遽着ることになりました







代々 繋げていくこと


















  





母のお嫁入りは20歳
娘が結婚したのはその年齢からだ〜いぶ経ってから 


ゆえに少々 初々しいとは言えませんが 😅
お化粧をして頂き 着付けもさすがプロで!
何とか花嫁さんらしくなりました









スマホから





世の中のスピードが目まぐるしく変わっていく
今の時代  日本の古き良き時代の  伝統  文化  歌  
いづれも大切に残していきたいものです

それにはかなりの心構えと努力が
必要だとは思いますが……









番外編

昼から四時間以上 💦
私が着たわけでは無いけれどとっても疲れた〜😅




彼も花嫁のお着付けの待ち時間が長くて
お疲れ様でした〜😂

日本人以上に羽織り袴姿が
とってもよく似合っていたのには びっくりでした!!






終わった後の     "鰻とビールと"











今日はと〜っても長〜い 一日でした ドキドキドキドキドキドキ







 大正  昭和  平成  令和 と生きてきた母
私のスマホから 孫の花嫁衣装姿を見て

これは誰かしら!?

一瞬自分だと思ったようで   よ〜く話をしたら
孫の名前を繰り返し  納得したような顔を
してくれました ラブラブ


アルバムになってきたら自分の姿と重ね合わせ
毎日毎日眺めていることでしょう〜 爆笑





親孝行 おばあちゃま孝行が出来たことにも感謝して ドキドキ






☘️ お読みいただいてありがとうございました 🍀