こんにちわ! ゆきちです。
東北はもちろん、私も含め関東に住む人であれば、
放射能レベルの話は気になる話題だと思います。
一番気になる点が、放射能問題が悪化しているのか、
改善の方向にあるのかわかりにくい点で、
これは、『安全だ』といって具体的な数字がなかったり、
数字の単位が変わったりして、比較が難しいことが、
よけいな不安もあおっていたりするのかと思います。
この点の不安を多少でも解消してくれるデータがあります。
元データの信憑性が高いので、参考にしてよいと思います。
■全国の雨の放射能
http://atmc.jp/ame/
■全国の水道の放射能
http://atmc.jp/water/
変化がわかりやすくてよいと思います。
※折れ線グラフって変化を見るものなのだと改めて再確認。
難点としては、安全値がどの程度なのかが
このグラフではわかりにくいこと。
詳しい方がおられたら、教えてください。
気をつけないといけない点は、『放射性物質』と一口にいっても
半減期というものが違うということ。
ヨウ素131は、半減期が8日に対して、
セシウム134は2年。
セシウム137は30年となっています。
■福島第一原発の溜まり水の放射性物質濃度
http://atmc.jp/water_plant/
半減期が長くリスクが高いセシウム134やセシウム137は、
トータルの摂取量で考えないといけないということです。
ただ、農作物の「暫定規制値」というものは、
『一生食べ続けても何の影響も出ない数値』
が基準になっているので、この点をきちんと理解して冷静に対応すべきだといえます。
半減期が30年の「セシウム137」は、体内に入ると筋肉へ行くそうですが、
チェルノブイリの症例では、肉腫など筋肉のがんは1例もなく、
白血病の発病者が増えているという結果もないとのこと。
要は、長期で影響があるのかよくわからないということらしいです。
あと、半減期が8日と短い【ヨウ素131】ですが、
短いからと舐めてはいけません。
※僕は完全になめてました。(笑)ヨウ素という名前が弱そうで…。
でも、海草に含まれるヨウ素と、放射性物質の【ヨウ素131】は、まったく別物らしいです。
名前の印象って恐い。
チェルノブイリ原発事故から25年たち12万人のデータがあるそうです。
実は、発がんなどの疾患で 『因果関係が確認』 されているのは、
甲状腺がんが唯一で、甲状腺がんを引き起こした原因がヨウ素131ということです。
だから、まずはこのヨウ素131に注意しましょう! ということです。
さらに、チェルノブイリ原発事故で、甲状腺がんになった人のほとんどは、
当時の被曝年齢が16歳以下の若年層で、その原因は、
大爆発により広範囲で、飛散した放射性の「ヨウ素131」を
ほとんどが食事、特にミルク摂取によるものだったそうす。
牛乳も含め、母乳に生物濃縮されて影響がでやすいということです。
逆にいえば、大人にはほとんど影響がなかったと。
だから政府が、乳幼児に対して警告を発しているのは
正しい対応だといえます。
もし付け加えていうならば、被爆した恐れのある人の場合は、
母乳を与えるのは、一定期間避けたほうがよいということです。
※【ヨウ素131】の場合は、8日で半減、1ヶ月で無力化。
最初、日本人の行動などに賞賛の声が多かった
海外メディアが、放射能問題を『ゴーストタウンと化した東京』
などと、センセーショナルな表現で伝え始めていてこちらの動きが、
悪化しないかが心配です。