こちらの記事の続きです。

 


 
 

4月29日(月) 2日目

 

 

 

 

本日は曇り、雨の心配無用で一日を楽しめそうです。

 

 
 
フリー
 
昨晩はいつの間にか寝落ちしていたのですが、夜中に何度か目が覚めました。お隣さんのイビキだったり、山から「フォー(ポー?)」と鳴いたら、「ピー」と呼応するような鳴き声が何度か聞こえたり、後者の音は移動しているようで動物なのか、それ以外の何者なのか分からなかったのでテントの外に出てまで確認する勇気は無かったです。
 
 
 
 
5時前、周りが少しずつ明るくなっていくのに合わせて鳥の鳴き声が激しく聞こえてきます。自分の膀胱も限界を迎えていたのでトイレに行くついでに静かに活動を開始する事にします。

 

 

周りも少しずつ目覚めて動き始めている気配を感じます。

 

 

 

 

昨日、見ていなかった河原サイトを静かなうちに見ておこうと思い、朝の散歩を行います。他の時間帯も含めてですが、まとめてキャンプ場の紹介をざざっと行います。

 

 

こちらはキャンプ場メインの場所です、黄色いタープの下に管理人さんが滞在しています。

 

 

 

白いタープの下は薪置き場になっています、見た限りでは廃材メインです。ただ、ちょくちょくとサイトの端に切り倒した丸太が転がっているので、薪にする力があれば使っても良さそうです。

 

 

 

トイレはここのキャンプ場のウィークポイントで一つしかありません。

 

 

 

 

簡易トイレから水洗式にグレードアップしているのですが、もう一基ないと安心して大ができないプレッシャーがあります。

 

 

水場はこんな感じになっており、当然お湯なんてものは出てきません。

 

 

こんな感じの水場が他に何カ所かあったりします。

あと、写真に撮りそびれたのですが灰捨て場はあります。(ゴミ捨て場はなく、持ち帰りになります)

 

 

 

 

私が滞在したサイトです、広さ的にはソロで5、6組ぐらいな広さになっています。

 

 

 

受付のある所から奥に行くと下り坂があり、何カ所か張れそうな場所があります。

 

 

 

 

同じ土でもこちらはショベルで平らにした感じの場所になっており土汚れが気になりました。

 

 

キャンプ場入り口の右側にもサイトがあります、広さ的にはソロで数組張れる広さです。

 

 

 

更に入口右の先にもサイトが用意されています。

 

 

 

 

この辺はプライベートな空間になっているので、ファミやグルキャンで占有できそうな作りです。

 

 

キャンプ場から少し上った先にもサイトがあります、こちらも広さ的には数組規模の広さになっています。

 

 

 

 

道が通行禁止になっているので、車は路駐するような感じになります。

 

 

 

 

キャンプ場に着く手前に沼里橋があり、ここから先がキャンプ場しかないような作りになっているので、実質キャンプ場の入り口と言っても過言ではないです。

 

 

 

橋の上から『河原サイト』が見えます、川のせせらぎを聞きながらキャンプをしたり、夏は川遊びができたりと贅沢な環境に見えます。

 

 

 

ただ、難点があり橋を渡ったここがサイトへのアプローチになります。

 

 

 

結構な急坂と距離があるのでバックパック相当の装備でないと利用するのが難しい印象です。

 

 

因みにここのサイトを利用する方の車は入口近くに路駐しているようでした。



来てみて分かったのですが、ここのキャンプ場は小さなサイトがいくつかあって、道路を介して移動する所もあるので、アリの巣の断面みたいな作りになっているイメージになります。

 

 

 

 

散歩から戻ってきたらココアでも飲むことにします。

 

 

 

 

静かながらも活動の気配が感じられ、今日と言う一日が始まろうとしています。

 

 

 

 

6時前には太陽が昇り始めています。

 

 

 

 

 

お腹も空いてきたのでそろそろ朝食にします、今日の朝食はシナモンロールとカフェオレ。

 

 

大体インスタント系の何かを食べるのですが、何となく菓子パンにしてみました。味は普通ですね。

 

 

 

 

朝食の後は、今日どこに行くかグーグルマップを眺めながら作戦会議。目ぼしい所を見つけたらやる事もないのでちょっとずつ片付けを開始していきます。

 

 

 

 

撤収
 

7時頃、撤収開始。周りも撤収作業を始めている所がチラホラあります。

 

 

幕内の結露も軽く拭って、太陽の光で乾燥させていきます。

 

 

 

 

8時前には大方片付きました。

 

 

 

 

荷積みも完了したので、早いのですが出発することにします。

 

 

 
 
復路
 
キャンプ場のチェックアウトは12時なのでそれまでのんびり過ごすのもアリなのですが、特段やる事もないのでバイクを走らせる事にしました。
 
 
 
 
キャンプ場を出て更に山の方に向かって走ります、車1台しか通れない山道を2, 30kmぐらいのスピードでのんびり走ります。

 

 

道の直ぐ側を流れる川や木々に目をやり景色を堪能します、前後の車も無くすれ違う車も無い、気分はすっかり原付のトコトコ運転です。点在する家もたまにあるのですが、廃屋のようで朽ちているのが分かります。そんな中でもきれいに保たれて人が住んでそうな所もあったりするのですが、いずれは他と同じようになってしまうのかなと思うと少し寂しい気持ちにもなります。

 

 

 

 

そんな山間の風景を見ながら到着した所は、日向大谷登山口付近。

 

 

 

 

ここまで来ると逆に車が数十台止まっていたりするので、登山客が集まっているようです。

 

 

 

 

駐車場隣に腰越の滝入口の看板があるのでもしかしたら行けるかもと道を覗いてみます。

 

 

 

 

道なんてものはなくただの斜面になっていました。

 

 

 

 

バイクに戻って次の目的地を探します、時間を見ながら付近の観光スポットになりそうな所を地図上で探して、新たな目的地にセットします。何だかいつもの私らしからぬ、バイク旅っぽい思考で今回のキャンプを楽しんでいます。

 

 

 

 

次の目的地は合角ダムにしました。

 

 

 

 

適度な距離と目的にしやすいと思ったので決めました。駐車場に到着すると他のライダーがたむろってるので、離れて駐車します。

 

 

 

 

ダムの景色も良いなと思うのですが、怖さもあるので来るのは昼間だけだなと改めて思いました。

 

 

トイレも済ませて、次の目的地を探して移動開始です。

 

 

 

 

次に訪れた場所は、旅立ちの丘。昼飯を秩父市内の店で考えていたので、その近くの立ち寄れそうな場所、かつ良評価が多い場所と言う事で訪れてみました。

 

 

 

 

 

 

正直、こんなもんかと少し期待外れでした。クチコミに騙された気分ですが、自分の中で良評価がかなりハードルを押し上げたのだと思います。

 

 

 

 

10時頃、この後は少し早いのですが昼食の店に行く事にします。道中、ガソリンを念のため300円分だけ給油しておきました。



お昼は『珍達そば』、今朝グーグルマップで昼食の店を探していた時にたまたま見つけて、ラーメンの写真を見た瞬間昔テレビで見たことあるのを思い出したのでここに決めました。かなりの人気店らしかったので、一巡目に入店する為にも30分前から並ぶことにしました。

 

 

 

11時前にはオープンして、目論見通り1巡目に入ることができました、頼んだのは珍達そばと黒豚餃子。

 

 

大盛りの誘惑に負けそうになりましたが、きっちり並みでオーダーしました。ラーメンはネギ好きにはたまらない一品で美味しかったですし、黒豚餃子も小ぶりながらも味が良かったです。

 

 

 

 

昼食を終えた後は帰るだけ、往路と同じ道順ですが、国道299号を抜けた辺りから旅が終わってしまったなと感じました。ひたすら見覚えのある道を進んでいき、特に大きな渋滞もなかったので想定よりも早くに家に着いて今回のキャンプは終了になります。

 

 

 
 
今回は久しぶりのキャンプでしたが、かなり満足度の高いキャンプができたと思いました。キャンプ場の料金も安く、薪も使い放題、ソロでも使いやすい雰囲気が良かったです(後はゴミが捨てられれば…)。人の多さはGWと言う事もありかなり詰まったような感じになりましたが、目障り耳障りな迷惑キャンパーが特に居るわけでもなくそれぞれで楽しんでいるのが良かったです。ただ、お世辞にも設備が良い訳ではないですし、場所も離れており山奥と言う事を考えると夏場はかなり虫がいそうな感じもするので、好みの分かれるキャンプ場だと思いました。


キャンプ場以外も秩父の道の雰囲気が良く、道志みちのようにライダーがそこら中にいるわけではなく、程よい密度が安心感があって楽しい気分になりました。
 
 
今後の予定は特にないのですが、また予定を計画して出撃できたらと思います。