10月15、16日の1泊2日で山梨県都留市にある『せせらぎ荘キャンプ場』へ行ってきました。今回もバイクでのソロキャンプになります。
住所:〒402-0022 山梨県都留市戸沢896-1
TEL:0554-43-5905
服装も前回のみさきキャンプ場とほぼ同じですが、中にヒートテックを着たのと、いつ捨てても構わないユニクロ防風フリースを着ての出発になります。
距離的にも満タンにしておけば給油無しで往復できそうなので、少しだけですがガソリンを入れてから出発しました。
今回のざっくりルートは国道16号→国道413号→国道412号→県道517号→県道35号になります。出発して直ぐ不安に思ったのが天気、予報では終日曇りの0%だったのですが、空を見ているともしかしたら降るかもしれないと思いました。何故か準備の時に0%だから雨の心配要らないなとタープも雨具も無条件で用意してこなかったのですが、山の天気は変わりやすいと言う事もあり念のため準備が必要だったかなと少し反省しました。
毎度の事ながら国道16号は渋滞があったりしましたが、そこを抜けるとスムーズに移動する事ができました。県道517号に入っていくと途端に交通量がほぼ無しになり山道に入っていく感じになりました、路面も濡れており慎重に運転していたのですが段々と霧雨になってきて心細さが倍増してきます。薄暗く人通りが全く無い知らない道、前後の車も対向車ほぼ無しな状態でずっと運転していると不気味さも出てきます。家屋を見かけても人の気配が無く生活感が感じられない、この世ではないどこかの世界に迷い込んだような不安が湧き上がってきて一刻も早く抜け出したい気持ちに駆られました。そんな気持ちで満たされていましたが新雛鶴トンネルを抜けると一気に雰囲気が変わった感じで霧雨も止んで晴れ間が見え始めます、峠一つ越えるだけでこんなにも変わるもんなんだなと思いました。新雛鶴トンネルから少し進むとリニアっぽい所があったので止まって写真を撮りました。
この辺りぐらいがら少しずつ対向車もあったりと人の気配を感じれられ少し安心した気持ちになりました。今回は先にキャンプ場に行ってから買い出しを行う予定なので、一直線にキャンプ場を目指します。
中に入って道なりに進んで登っていくと管理棟(民宿)が見てきます。前日も雨が降っていたので路面の状態は悪く、車も気を付けないとスタックしそうな雰囲気でした。
バイクを停めて写真を撮っていると、他の人の対応をしていた管理人さんが戻ってきてそのままチェックインとなりました。キャンプ場代は現金先払い、入場料500円、テント(ソロ)1張り500円の計1,000円になります。ゴミは分別しておけば処分してくれます。
ちなみに管理棟の反対側にはヤギも居て少し癒されました。
管理人さんと話をして今回滞在させていただく場所を確認してバイクを移動させます。
東屋がある場所の辺りに陣取って、道にあまり張り出さない感じで使ってとの事でした。
因みに反対側の景色はこんな感じ。
事前情報で何となく理解していましたが、実際に見てみるとやっぱりしょぼいのが率直な感想です。
庭キャン?と感じながらも、安さ重視で選んだのでこんなものかなと思いながら設営を進めていきます。今回は東屋を使って良いとの事でしたので、がっつり利用させていただき荷物置き場兼食事スペースとして利用させていただきました。
設営はいつもの白パンダを広げてペグを打って、
ポールを入れて自立させてインナーテント諸々取り付けて完了です。
フィールドは硬めでペグ打ちが少し大変でした。
買った物はこんな感じになります。
いつもの買い物と同じ感じですね。
食料の買い出し後は薪を買うために『山の中の天然温泉 芭蕉 月待ちの湯』へ立ち寄りました。こちらはキャンプ場からも徒歩で行ける場所になります。
温泉施設なのですが事前情報で薪が売っているとあったので、予定通り購入する事ができました。
杉一束500円、結構な量があったのでお得に感じました。
買い出し前にキャンプ場に寄ったのは薪を載せるために荷台を空けたかったから。
これで準備は整ったので後はキャンプ場に戻るだけです。
13時頃、キャンプ場に戻ったらこの後は運転しないのでいつもの一本目。
合わせてお腹も空いたので今回も焼肉のために火を起こします。
前回、調子に乗って高い肉ばかり食べて、結構なお金を使ってしまったので安さ重視で選びました。
実は分厚い肉よりも薄い肉の方が好きだったりもします。
今回の野菜類は一緒に入っていたにんにくの芽のみ。
二本目のお酒もほろよい、これで今回のお酒は終了です。
牛バラ肉の次はこてっちゃん、これで焼き網に止めを刺した感じです。
ここまで食べたら食い疲れてきたので少し休憩。
周りの写真を撮ったらまだ早いのですが、近くに温泉があるのでのんびり入ろうと思い移動します。
せせらぎ荘の隣にはグランピング施設のWORKATION RESORT THE FORESTがあります、こんなの見せつけられるとせせらぎ荘のチープさを嫌でも感じてしまいます。
すぐ隣には戸沢川が流れています、水もきれいで川幅も狭く、深くもないので夏場とかは川遊びに適していそうです。
グランピング施設の隣には和みの里 わくわく公園があり、大きめの遊具があります。子供が沢山遊んでいたのでこの辺りに来た時の遊び場になってそうです。
近くには公衆トイレと自販機、ここの自販機がせせらぎ荘から一番近い自販機になります。
更に公衆トイレの隣には和みの里ゆうゆう広場があります。
芝生がきれいだったので正直ここにテント張りたかったです。
広場奥の施設が、お目当ての『山の中の天然温泉 芭蕉 月待ちの湯』になります、せせらぎ荘から5分ほどで到着になります。
施設の中に入ると登山客らしき人が利用していました、駐車場にもそれなりに車が止まっているので近くに登山道があるのかもしれません。
料金は大人720円、やや高めですがこんなもんかなとの印象です。
館内は広めで人がごった返す感じではないです。
お風呂もぬるめで露天があったりとのんびり浸かりながら温泉を堪能しました、明るいうちからお風呂に入るのって何だか贅沢な気分に感じます。
1時間近く温泉にいたのですがそろそろキャンプ場に戻ります。グランピング施設の左隣の砂利道を進んで行くとこんな感じになっており、左手にせせらぎ荘キャンプ場の入り口が見えてきます。
せせらぎ荘キャンプ場の少し上の道から撮ったサイト、やっぱり庭感がありますよね。
そんな事を思いながらも意外と人は多くバイクと車半々ぐらいな感じで7、8割は埋まっている感じでした。あと、ソロでオキトマ張っている人もいたので中を見せてほしかったのですが声をかける勇気が出なかったです。
後半戦は焼き鳥、と言うか食事系はこれで終わりになります。みさきキャンプ場でも食べて美味しかったももにんにくがあったのでまた買ってしまいました。
ほりにしレッドを少しかけて味変しながら完食になります。
17時過ぎ、少しずつ暗くなってきたのでランタンの準備を行います。テーブルの上にジグを置きたかったので、insta360の三脚を流用してランタンスタンドとして使いました。
暗くなる前に食事を終えたので後は焚き火の火を突きながらまったり過ごしていきます、何気に何もやる事無くなったこの時間が一番好きかもしれないです。
サイトから見えるグランピング施設、川の音でかき消されているのか流石に向こうの話し声などは聞こえてきませんでした。
19時頃、コーヒーと合わせて今回のスイーツを食します。
今回はショートケーキ(20%off)を選んだのですが、バッグに詰め込んだ時に箱が潰れて少し崩れてしまいました。
でも良いんです、子供、嫁様と争う事無く一気に2個食いできたので。
1個だと少し物足りない、2個だともう食べられないってな状況にささやかな幸せを感じます。
薪の量が多く、燃やしきるのが大変なので大きめの火を作ったりして焚き火を楽しみました。
いつもだと勿体なくてチビチビやっているのですが少し贅沢な気分になります。
そう言えばキャンプをしてる本日は雪峰祭2022秋の初日、限定品の売れ具合をオンラインストアでチェックするとフォールディングサントク100のみが売り切れ、今までの雪峰祭で出だしがこんなにも悪い事ってありましたでしょうか。ついに見限られはじめたのか!?と思いながらそっとアプリを閉じました。
20時半頃、口が寂しくなってきたのでじゃがりこを食べました。
おやつ関連もこれで本日終了になります。
周りを見ると少しずつ就寝している所が見られますが、薪が残っているので焚き火を続けます。
22時半頃、もう少ししたら焚き火も終わりかなと思っていたら雨が降り出してきました。降水確率0%なのに…と思いながらも焚き火台を東屋の下に移動させます。残っていた最後の薪を投入して燃やしきったら寝る事にします。荷物を狭いテントの中に移動させ、シュラフの中に潜り込みます。念の為天気予報を確認すると1時間ほどで止みそうな感じですが、明日もこんな調子で降ったりしたら困るなと思いながら眠りにつきました。