こちらの記事の続きです。
フリー
今日も5時半過ぎに目が覚めました。
撤収日は朝食食って直ぐに撤収に取り掛かる感じなので、今シーズン戸隠山の見納めと思い朝からキャンプ場最奥辺りまで散歩です。
朝日に照らされた山々がキレイです。周りのサイトも見てみましたが同じように山を眺めている人が多かったです。
こちらは区画サイトの上の方から撮った写真。
牧場の方に目をやると木々の隙間から漏れる朝日が何とも言えない。
フリーサイトを照らす朝日が強烈で眩しい。
そのまま足を延ばして管理棟付近まで歩きます。周りを見渡すとバス停がある事に気付きました。
長野駅からほぼ1時間ごとにあるのでバスでも来れないことはないのかなと思いました。
駐車場にあるトイレの隣あたりから逆さ川遊歩道に入っていけます。
多分ここは昨日ロッジエリアの奥辺りで見つけた遊歩道に出ていくのではと想像しますが、熊マークがあるので日和って侵入できません。
散歩から戻ってきて中にあった荷物類を外に出します。幕内の結露が垂れてきて椅子やテーブルを濡らしていたので乾燥させていきます。そんなことをしていると子供と嫁様が起きてきました。この後いつもの流れだと朝のコーヒーを飲むのですが、昨晩のカレーで全ての水を使い切ったので今朝は麦茶で我慢です。水も売店で買うと250円と高い・・・。
3日目の朝食はピザ風トースト、写真も撮り忘れましたが食パンにケチャップかけてチーズをのせてフライパンで温めるだけの超お手軽飯です。でもこう言うのが子供には結構評判だったりします。朝食の準備、片付け、子供の相手を嫁様にお願いし私はテント諸々の撤収作業に取り掛かります。
撤収
いつもだったら前日に焚火台を洗って乾かして持って帰る流れなのですが、家でキレイにしようと思い今回は撤収日に灰だけ片付けてそのまま持って帰る事にしました。
子供が暇そうにしていたのでお手伝いをお願いして灰を灰入れに入れてもらいます。何気にこの火おこし兼用火消つぼ、私がキャンプデビューした時に買ったのですが今まで全く使っていませんでした。今まで灰をどうしていたかと言うとそのまま焚火台を持ち上げて灰捨て場まで持って行くという力業でやり過ごしていました。ただ今回もしかしたらぎりぎりまで使うかもしれないと思い持ってきましたが、焚火台をそのまま洗わずに持って帰るなら、灰を捨てるのにちょうど良かったかなと思いました。
タープで使っていたウィングポールとロングデイジーでルーフシートとグランドシートを乾かします。
太陽にバッチリ当たるところで乾かすのでどんどん乾いてくれるので助かります。これも広々使えるからなせる業ですね。
幕も空けながら乾かして時間内に完全乾燥させることができました。
畳み方もきれいに畳むことができバッチリ収納袋に納めることができました。この後は前回キャンプで破いてしまったメッシュ部分の修理のためメンテナンス行きです。
復路
10時少し過ぎて戸隠キャンプ場を後にします。この後は観光少しと昼飯を食べて帰ります。キャンプ場を出て5分ほどで戸隠神社中社に着きます。前に来た時は雪がしんしんと降り積もる冬、その時は真っ白に覆われていたのですが今回ははっきりとその姿を現します。
階段を下ると大鳥居があるのですが今年は修繕工事を行っていました。かなりの大きさの鳥居なので夏の姿も見てみたかったのですが残念です。
大鳥居の近くに三本杉もありますが、いつ見てもデカい杉です。
そんな感じでプラプラ見回って、今日の昼食は『うずら家』と決めていたのですがかなりの人が並んでいました。平日、更にコロナと言う事もあり、そんなに並ばずに開店時間ぐらいに来れば間に合うでしょと思っていたのですが甘かったです。
前回もここの蕎麦を食べて既に気持ちが出来上がっているので名前を書いて並びます。ここの並びのシステムは紙が朝から用意されていて書き込むのですが、朝5時半ぐらいから書き込んで待っている人(実際には並んでいない)も居たので、次に来る時は朝起きたら取り合えずここまで書き込みに来ようかなと思いました。
子供、直ぐに食べられると思っていようで、「お腹空いた~、まだなの?」とブツブツ言っていました。そんな事を言っても早まるわけではないのでなだめながら、その辺を散歩したりで時間を潰して11時過ぎ、開店から30分後に入ることができました。ちなみに私たちが並んだ後も30組ぐらい並んでいたかもしれないです。
で、私たちが頼んだのが『大権現盛り』、大盛ざるそばの2倍でかなりの量があるのですが、これを2つ頼んで3人で食べます。ちなみに子供はとろろをトッピングで頼みました。
かなりの量で後半苦しくなりましたが何とか完食、大変おいしゅうございました。
蕎麦を食べた後は自宅を目指して移動開始、300km弱の長旅です。長野IC手前でいったん給油してから高速に乗るのですが初めてのセルフ給油で少しドキドキしました。このままペースアップして帰ろうと思ったのですが、子供がトイレと言い出したので高速乗って直ぐの松代PAへ立ち寄り。PAへ降り立ったのですが暑い!キャンプ場と全然違う暑さだなぁと話をしながらトイレを済ませて、長旅に向けて飲み物と甘いものを買って再度出発です。
道中、流石平日だけあって渋滞も全くなく、練馬ICまで到着することができました。途中どこかのPAにトイレ休憩を取りましたが長野以上の暑さで40℃近かったです、如何に快適な環境で過ごせていたか身に染みました。その後も特に問題なく車を走らせ家路に着くことができました、我が家のメインの夏キャンプはこれで終了になります。
今回は初の高原キャンプを体験し、夏キャンプを快適に過ごすのは場所選びが先ずは大事なんだなと分かったキャンプでした。山が涼しくて良いよとは聞いていたものの普段の暑さを経験していると大して変わらないのではと思っていた節もあり、標高の高さめちゃくちゃ重要、と思いました。ただ夏は暑いもの、その暑さを感じるキャンプも醍醐味であり、夏キャンプの過ごし方の一つとして知ることができたキャンプだったと思いました。また、移動の苦労を差し引いても絶対ここのキャンプ場をリピートしようと思ったのは初めてだったかもしれません、それぐらい私たち家族にとって印象に残るキャンプでした。