6月22、23日の一泊二日でカンパーニャ嬬恋キャンプ場へ行ってきました。我が家の初キャンプ、デビュー戦はこんな感じになりました。
カンパーニャ嬬恋
今回はデビュー戦と言う事もあり、snow peak主催のスターターキャンプへ参加させていただきました。当初、人見知りな私は大人数で参加するようなイベントは極力避けたいと思っていたのですが、スノーピークの店員さんに勧められて参加申し込みをする事にしました。梅雨時に初キャンプ、雨でおニューのテントを使うのはやだなぁと思っていたのですが、「雨は雨での過ごし方もあるので参加された方が良いですよ」との言葉に決意。雨設営、撤収も、プロがサポートしてくれるのは心強いし、こんな機会もうないだろうなと思ったのが決定打です。
基本情報
嬬恋にはスノボで何度か行った事がありますが、キャンプ場は初めて。目に入っても気にも止めなかったと、今にして思いました。
〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣 バラギ高原
tel:03-5950-3660
気になってた消灯時間は21時。きっちり守らなければ…。他詳しい情報は公式HP参照。
snow peak Statter camp 2019
初心者でなくてもスノーピークポイントカード会員なら誰でも参加可能なイベントです。ただし一度しか参加できません。定員オーバーの場合は抽選になります。因みに費用はキャンプ場の利用料金のみで参加可能です。
当日の日程と案内は以下のようになっています。
一応、10時チェックインを目指して予定を組む事にしました。
6月22日(土) 1日目
今日の嬬恋の天気予報は雨マーク。そのくせ説明は曇り時々晴れとよく分からん天気です。山の天気は変わりやすいと言う事で、良い方にブレることに淡い期待をして準備です。
往路
朝起きてバタバタと出発の準備をして予定より30分遅れで出発。着替えとか、日用品とか普段使っているものをテーブルにまとめたりしてたのですが、何だかんだで荷造めに時間がかかってしまいました。私、既に焦り気味です。
ちなみに子供絶好調で、普段起きる事がない早朝の時間に関わらず自ら起床。「パパ~!くるま何色ぉ??」の叫び声と共にリビングへなだれ込む。元気満タンです。
道中、朝メシを上里SA(下り)で取ることに。
天気はこの時点で普通に降ったり止んだりの状態です。
何か美味しそうなものをと思ったのですが、店舗改装中のため朝食の選択肢がほぼ無く、親子丼と焼きそば(子供は更にソフトクリーム(チョコ味))を食べました。
子供に取り分けた後なので食いさしのような状態です。SNS映えの余裕はこの後もずっとないですw ちなみに親子丼はイマイチでした。
晩御飯と朝食の調達でツルヤ軽井沢店へ立ち寄り。同僚から長野の地元スーパー良いよと昔から聞いていたのですが、ようやく初来店。
到着してから気付いたのですが、ツルヤのオープンは9時半。この時点でチェックイン開始の10時に間に合わない事に気付きました。逆に気持ちを切り替えてのんびり行こうと。
店内はびっくりするぐらい広く、種類も豊富。しかも結構安い。嫁もテンション上がってドライフルーツを買い漁ってました。晩御飯のお惣菜と朝食用のパン、後はお土産用にりんごバタージャムとりんごジュースを購入。
キャンプ場到着
子供が結構乗り物に弱く気を抜くと直ぐに気持ち悪くなったりするのでなだめたり、少し休憩をしつつでようやく到着。時間は11時過ぎです。
スノーピーク専用の受付でチェックインを済ませ、サイトの場所、ゴミ捨ての話、開会式の時間などの説明を受け、いざ別荘地へ!
めちゃ広い!!この写真はサイトのコーナーから撮りましたが、ランドロック3つぐらい立てられそうな広さで、私も嫁も子供もテンションup!しかも開放感あって中々キレイな印象。苦労して運転してきた甲斐があったってもんだ。
天気も今は辛うじて保ってくれている状態です。早く設営済ませたい焦りがまた出てきました。
設営
ブルーシートじゃないシートを広げて、道具を広げていきました。
取り敢えずおニューのギアをチョロチョロと並べて設営開始です。
サイトについたら、スノーピークのスタッフさんが来られて、風向きの説明と入り口の向きをどっちにしたら良いか話をしました。サイトも広いので斜めに贅沢使いで立てることにしました。後は巡回したりしているので分からないことがあれば遠慮なく声をかけてとの事です。
最初にフライシートを斜めに広げて大体の位置を決めました。
でけー、これホントに一人でできるのかな…と事前に作ったカンニングペーパーの手順に沿って進めます。
このタイミングの辺りで雨が降ってきました。ブルーシートの上に広げたギアは一旦車の中へ。使わない道具は不用意に出さないでおきましょう、との教訓。
急いでカッパを着て作業を続けます。雨に濡れたポールが滑る滑る。手袋無しでも良いやと思ってましたが、予め購入しておいた滑り止めのついた手袋を出して装着。
フライシートにポールをぶっ刺して、Aフレームを押し上げながらリングピンを挿して立ち上げ!
立った!立った!なんだか生まれたての子鹿のような姿ですが、正しく我が家で生まれたばかりのランドロックアイボリーちゃん。
ようし、この調子でセンターフレームにリングピンをぶっ挿して…挿して…挿し……挿さらない。おろしたてのフライシートだと固くて挿しにくって事前情報は目にしていたのですが、どうやっても挿さらない。少しずつシートを手繰り寄せたり、フレームを押し上げたり、色々とやる事20分ほど、やっぱり挿さらない。
ここでギブで、スタッフさんを呼んでもらいました。結果、センターフレームとCフレームが間違っており長すぎた為に入らなかった事が分かりました。スタッフさんと一緒にセンターフレームを差し替えて対応。更にスタッフさんが子鹿ランドロックを拝見していて更なる指摘が。Aフレームリッジポールと連結させるAフレームの向きが逆さまになっていると。Aフレームの連結部を見ると微妙に傾きがあり上下がある事が判明。ここも挿し直してようやく真っ当な感じで立ち上がりました。
次にフライシートのペグダウン、これは問題なくできたかと思うと、入り口部分が何だかヨレヨレになる。そこへスタッフさんが様子を見に。すかさず、ここキレイに張れないんですが…と聞いたらサイドのペグダウンのテンションが弱くてヨレているとのこと。ここでまたペグの打ち直し。次に張り縄へ進もうと思ったら、自在付ロープとフライシートのリングへの結び方が分からない。自分で調べようかと思ったのですが、ここまできたら聞きまくってやれと開き直って更にヘルプの要請。まぁ、最初に正しいやり方?オーソドックスなやり方をきっちり知っておきたいとの思いもありましたので。ちなみにこの時点で13時半頃でした。正直時間かかり過ぎて疲れてきましたが、試行錯誤しながらやってるの楽しいです。
子供は嫁が面倒を見てくれてて何してるのか分からないですが、コッチに来ないのは引きつけてくれてるんだろうなと思いました。
自在付ロープの結び方を教えてもらい一緒に取り付け作業を。大体自在の位置は1/3ぐらいの位置が良いらしいです。その後張り縄のペグダウンを終わらせて、続けてフロントパネルのポールの立て方も教えて頂きながら手伝ってくれました。後はインナーテントですが、こっちも更に更に一緒にやってくれました。丁寧に教えてもらってるのですが、作業がめちゃくちゃ早い。捗る捗るでようやく完成です!
もう子鹿とは言わせません。初張りにしてはキレイにできたと自画自賛です(手伝いもぼちぼちありましたが)。変な達成感を噛み締めながら写真撮影をしていましたが、既に14時を回っていたので開会式へ向かう事にしました。
スタッフサイト
スタッフサイト入り口になります。奥にはタープが設営されており、雨だったのでみんなそこに入って開会式に参加しています。
あっ、ルーフシート付けてなかったや、と気付く。
フリー
時間は既に15時、これから遅めの昼食です。ちなみに、嫁子供は済ませています。
昼飯は嫁お手製たまごサンドイッチ。しかも来る途中に嫁の頭に潰されて圧縮されています。みんなキレイな写真撮ってますが現実はこんなもんですよw 潰れたサンドイッチを食べて、お菓子をダラダラ食い。未だに雨は止みません。
テント内から見える風景。左っ側にもサイトがあるのですが、今回は誰もおらず人通りも少なく雨音だけが聞こえます。
子供も暇にしてきたので、カッパ着て雨の中2人で散策に。雨がかなり降っていたので道に雨水が流れ込んだりして、子供喜びながら入って行きました。「キャンプ楽しいよね~、くるま乗ったし、ソフトクリーム食べたし」、それキャンプ手前の話やん。いやいや、それも含めてキャンプだよな?と自分に言い聞かせました。
その間に撮影。ちなみに雨の時はスカートを内側にすると雨水が溜まらず良いとの事。その後また子供と散歩です。子供の写真を撮りながら、スタッフサイトまで。
スタッフサイト入って、入り口側の風景。この辺り一帯はスノーピークの幕ばかりです。今回のイベント枠は65組で抽選は無かったようですが、当日こんな天気もあってか10組ぐらいがキャンセルしたとの事でした。因みにパッと見でランドロック3割、エルフィールド3割、その他4割な感じでした。
「嬬恋バラギ温泉 湖畔の湯」がキャンプ場から500mの所にあるので、雨に濡れた体を温めがてらに行くことに。
概観は撮りそびれました中はこんな感じです。
食事もできます。ただ、ラストオーダー早い…。時期的なものもあるかもしれませんが、かなり人少なかったです。
お風呂から戻ってきて、する事も無いので夕食です。正直お菓子をダラダラ食べていたのでお腹あんまり空いてませんでした。
ツルヤで買ったお惣菜たち。納豆巻きが一つ減ってるのでは子供が待ちきれずに先食い。
家族3人仲良く乾杯して夕食開始です。結構気温が低くなってきて厚手のパーカーで調度良い位になってました。そんな気温もあって温かいものが食べたいよね…と嫁としっぽり話しながら夜が更けていきました。
雨宿りなのかどうかわかりませんが、結構小さい虫がテント内に入ってきて退治するのが大変でした。まぁ後半はもう諦め気味でしたが…。早々に網を張った状態にして置けばよかったかなと思いました。
暗くなってきてランタンの明かりが良い感じです。周りも焚火の準備したり、夕食の準備を進めてます。面白かったのが周りのほぼ95%ぐらいがスノーピークのおニューの焚火台、みんなピカピカで考えることは一緒だなぁと思いました。
絶望的な天気でしたが、雲と空が少しでもキレイに感じられました。
夜も更けて焚火ラウンジもあったのですが、疲れと眠気で子供の機嫌が悪くなってきたので手持ち花火をテント横で実施。子供初めての手持ち花火でしたがめちゃ喜んで楽しんでました。多分これからもキャンプと花火はセットになっていきそうです。花火が終わりかけの頃、このイベントを薦めてくれたスタッフさんが様子を見に来てくれて少し雑談を。どのスタッフさんもですが、子供の相手をしてくれるので喜んでちょっかいを出すような感じで楽しんでしました。こんな感じで子供にも気配りをしてもらえるのは有り難いですし、来て良かったなと思うポイントでもありました。
時間は21時過ぎ、子供は寝袋に入ったら直ぐに寝ました。余程疲れていたんだなぁと思いました。私と嫁も順番にトイレ行ってから直ぐに就寝。若干斜めに傾いた感じだけど仕方ないな、と思っているうちに直ぐに眠りに付きました。
大分長くなりましたが続きは別記事にて。